勃起力は、その日の体調や精神状態によって変化する。「今日はなんだか勃ちづらい」と感じる場合は、ライフスタイルによる影響かもしれない。
そこで医療法人社団 康英会 ユナイテッドクリニックグループは、男性330名に対し、ライフスタイルと勃起力の関係に関するアンケート調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
「肉体的な疲労」があるとき、勃起力の低下を感じる男性は6割以上
過度な疲労が溜まると自律神経のバランスが乱れ、勃起力が低下するケースがある。とくに加齢で元々勃起力が衰え気味だと、仕事や長時間外出などで疲れた日の夜は、性行為で十分なパフォーマンスを発揮できないかもしれない。
「大きな悩みや不安」で勃起力低下を感じる男性は7割以上
「緊張で勃起できなかった」というエピソードはよく聞くが、実は日常のストレスや不安が重なった際も勃起力を低下させる。ストレスや不安が自律神経のバランスを乱し、勃起しづらい状態を作るからだ。
慢性的なストレスによって抗うつ状態になると、ED(勃起不全)を発症しやすいというデータもある。
「睡眠不足」によって勃起力の低下を感じる男性は約5割
睡眠不足の状態だと、陰茎海綿体への血流が悪くなり、勃起力の低下につながる可能性がある。
また、慢性的な睡眠不足は「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンの分泌量を低下させる。テストステロンの分泌量が低下した結果、EDを発症するケースもあるため、勃起力を保ちたい男性は睡眠を大事にすべきだ。
「お酒の多量摂取」で勃起力の低下を感じる男性は5割以上
アルコールは中枢神経に影響を与え、脳からの性的刺激を伝わりづらくするため、一時的な勃起力低下を招く可能性がある。勃起維持も難しくなり、中折れにつながるケースも。
ただし、適量なアルコールにはリラックス作用があるため、性行為に対して緊張や不安がある場合はプラスに働く。
性行為前のアルコール摂取がNGなわけではなく、あくまで飲む量を調整することが大切だ。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2024年1月31日~2024年2月4日
調査対象:20歳以上の男性330名
引用:アットプレス「疲労・ストレス・睡眠不足が勃起に与える影響 男性330名にアンケート調査を実施」(調査元:ユナイテッドクリニック)
構成/Ara