Uber Eatsが都内で自律走行ロボットを使用したデリバリーサービスを提供開始

Uber Eats Japan、三菱電機、Cartkenは、自律走行ロボットを使用したオンラインデリバリーサービス（以下、ロボットデリバリーサービス）提供に向けて業務提携したことを発表した。

ロボットデリバリーサービスは、3月中に東京都内の一部地域で開始する予定（※1）。なお、Uber Eatsが同サービスを提供するのは、米国に続き世界2か国目となる。

Uber Eats Japan、三菱電機、Cartkenの業務提携により実現！

ロボットデリバリーサービスでは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術や自律走行性能、遠隔操作機能を備えたCartken製デリバリーロボットが、三菱電機による日本仕様への適合（※2）により、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として最高時速5.4kmで歩道などを走行する。

なお、カメラを通じて取得される映像では、人物は個人を特定できないようマスク処理を行ない、通行人のプライバシーに配慮された仕組みとなっているとのこと。

また、ロボット内部には断熱性のある約27リットルの積載スペースが備わっており、配達中も料理などを適切な温度に保つことができるとしている（※3）。

※1 具体的なサービス展開エリア、サービス開始時期は今後変更される可能性がある。
※2 一般社団法人ロボットデリバリー協会による安全基準の適合試験に合格したロボットを、管轄の都道府県へ届出することにより運行
※3 サービス開始時に技術的仕様が一部変更される可能性がある。

関連情報
https://www.uber.com/jp/ja/

構成／立原尚子