キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を運営するライボの調査機関「Job総研」は、「2024年 転職条件の実態調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
転職時に優先すること
回答者全体の603人に転職先を決める際、働き方と給料どちらを優先するかを聞くと、「働き方派」が65.8%で過半数を占め、内訳は「断然働き方」15.4%、「働き方」19.4%、「どちらかといえば働き方」31.0%だった。
年代別の回答では20代の「働き方優先派」が71.1%で最多となり、次いで40代が70.3%、30代が62.3%、50代が58.6%という結果が得られた。
■キャリアと企業風土の関係
回答者全体の603人にキャリアは企業風土に左右されるかを聞くと、「左右されると思う」が83.6%で過半数を占め、内訳は「とても左右されると思う」22.4%、「左右されると思う」31.0%、「どちらかといえば左右されると思う」30.2%だった。
左右されると回答した504人にその理由聞くと、「会社の厳しさ/ゆるさは自分で変えられない」が52.0%で最多となり、次いで「成長へのサポート体制が会社によって異なる」が46.6%、「職務やプロジェクトへの参加機会が会社毎異なる」が44.2%と、以上が上位の回答となっている。
■職場のゆるさ/厳しさの定義
回答者全体の603人に「職場のゆるさ」の定義を聞くと、「出退勤時間・働き方が自由」が55.4%で最多となり、次いで「服装や髪型などの自由度がある」が45.1%、「ワークライフバランスが保たれている」が44.6%と、以上が上位3つの回答だった。
同回答者に「職場の厳しさ」の定義を聞くと、「失敗への厳しい対応や批判がある」が50.7%で最多となり、次いで「業務への高い要求とプレッシャーがある」が50.6%、「強い成果主義」が48.8%と、以上が上位の回答となっている。