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「コモディティ化」ってどういう意味?覚えておきたい正しい使い方と対処法

2024.03.15

商品の一般化を意味する表現に「コモディティ化」がある。「コモディティ化」は雑誌やビジネスシーンで使われることが多いものの、はっきりと正しい意味を理解していない人も多いはず。

そこで本記事では、「コモディティ化」の正しい言葉の意味と商品例、コモディティ化の原因を解説する。最後に紹介するコモディティ化からの脱却方法も、ぜひこの機会に確認しておこう。

「コモディティ化」とは

まずは「コモディティ化」とは何かを簡単に解説する。理解を深めるために、どのような商品がコモディティ化の例なのかもぜひ参考にしてほしい。

■高い価値を持つ商品やサービスが一般化すること

コモディティ化とは、市場参入時に高い価値を持つと認識されていた商品やサービスが一般化して、既存商品と機能や品質、ブランド力の差がなくなってしまうことを指す。

コモディティは、もともと「日用品」や「必需品」などの食べ物やエネルギーなど「商品」を指す言葉であり、ビジネス用語では「一般化」の意味でも使われている。コモディティ化が生じると、付加価値で差別化することが難しく、低価格競争を強いられることが多い。

■コモディティ化の商品例

コモディティ化の商品例としては、スマートフォンや薄型TV、コンビニのコーヒー、牛丼が挙げられる。スマートフォンは普及当初は珍しさが勝っていたものの、機能やデザイン面での差別化が難化している。

また、薄型TVはもともと日本製品の品質が高かったものの、海外製品のクオリティが向上したことで商品の一般化が生じ、価格競争が起きている。コンビニコーヒーも発売当初は高い価格で販売されていたが、現在は低価格で提供されている店舗が多くなってきている。

牛丼チェーン店も商品の値下げを強いられているが、女性客やファミリーが来店しやすい雰囲気作りにも取り組んで差別化を図っている。

コモディティ化の原因

次に、コモディティ化の原因を紹介する。ビジネスシーンでのコモディティ化をさらに把握するために、チェックしておこう。

1. 商品・サービスの過剰供給

似たような機能や品質の商品・サービスが多く提供されると、供給が需要よりも高まるためコモディティ化が起こる。商品を購入する際に類似品が多いと、購入する基準が価格となるため価格競争が生じることが予想される。

2. 技術やサービス力の向上

市場が成熟すると技術やサービス力が向上するため、ユーザーが必要とするレベルの商品をたくさんの企業が提供できるようになる。この流れから競合他社との違いがなくなり、コモディティ化が生じる。

3. 海外輸入商品の低価格化

日本と比較して海外の企業は人件費が安価で製造コストが抑えられるため、低価格な商品の大量製造が可能だ。海外製の商品と日本製の商品の品質が同等とみなされた場合、低価格な海外製の商品を購入する現象が起こる。結果的に商品の一般化につながり価格競争につながってしまうだろう。

4. 商品のモジュール化

商品のモジュール化とは、ルールや規格に基づいて作られた部品(モジュール)を組み合わせた製品開発を意味する。モジュール化された部品を用いると、自社で一から設計・開発するよりもコストを抑えた商品作りが可能だ。しかし、同じような部品を使っている製品との差別化が難しくなっている。

5. 情報へのアクセシビリティの易化

インターネットなどの情報技術が発達して、競合の商品やサービスに関する情報を手軽に入手できるようになった。そのため類似商品が提供されやすくなり、商品のコモディティ化が起こってしまう。

コモディティ化からの脱却方法

最後に、コモディティ化からの脱却方法を紹介する。ビジネスシーンの雑談時に使えるよう、コモディティ化の知識を広げるのにぜひ役立ててほしい。

1. 付加価値を高めて差別化する

商品・サービスそのものの価値だけでなく、付加価値を付けることで差別化が可能だ。商品のストーリー性や感動・楽しさの体験などを主張するような広告を出して情緒的価値を高めたり、商品を提供している企業のブランド価値を高めたりすることで付加価値が付く。

ブランド価値を向上させる際には、国際的な目標として掲げられている持続可能な社会を踏まえた経営理念や商品作りを行なうと良いだろう。また、商品の認知度を高めたり、さまざまな情報を発信して企業のイメージアップを図ったりするのも付加価値を向上させる手段の一つだ。

2. 購入までのプロセスを簡易化する

商品やサービスのコモディティ化から脱却するには、顧客が商品を購入するまでの時間や手間を最小化する必要がある。例えば、Webサイトから商品を購入する際はページ数を減らすことで、顧客が商品を購入する際に使うエネルギーが抑えられスムーズな購入につながる。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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