MS-Japanは同社が運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」において、『管理部門・士業に聞いた「税金・税理士」の関心・イメージ調査』を実施(※)。結果をグラフにまとめて発表した。
※調査対象から税理士を除く
「9割」は税金に関心あり。年代と比例して関心度が高まる傾向
税金の関心度を尋ねたところ、「関心がある」が57.9%、「どちらかと言えば関心がある」が35.1%と、関心がある人が93.1%を占めた。
職業別で比較すると、「関心がある」または「どちらかと言えば関心がある」と回答した人の割合はほぼ同率という結果。
一方で年代別で比較すると、「関心がある」または「どちらかと言えば関心がある」と回答した人の割合は、年代が上がるにつれて増加傾向となった。
■税金の負担額は95.0%が「知っている」
税金の負担額について調査したところ、「全て知っている/おおよそ知っている」が46.5%、「一部知っている」が48.5%と、知っている人が全体の95.0%を占めた。
職業別で比較すると、経営者・役員と自営業・自由業の人は全員が「全て知っている/おおよそ知っている」、または「一部知っている」と回答。
年収別で比較すると、1000万円以上の人は「全て知っている/おおよそ知っている」と回答した人の割合が最多の63.6%と、200万円未満の21.4%と比較すると42.2%の差があった。
続いて、税金の負担額に対する考えを尋ねたところ、87.6%が「負担に感じている」と回答した。
年収別で比較すると、負担に感じていると回答した割合が最も多いのは「200万~399万」の97.5%だった。最も割合が少ない「600万~799万」の83.0%とは14.5%の差がある。
所得税は課税される所得金額に応じて税率が変わるため、必ずしも年収が低いから税金が負担に感じているわけではないようだ。
■58.9%が税金は「社会的責任の一部と思っている」
税金のイメージ(複数回答可)を聞いたところ、最も割合が多かったのは「社会的責任の一部」で58.9%という回答率だった。
一方で、「不公平/不透明」「難しい/複雑で分かりにくい」というネガティブなイメージを持つ人が、それぞれ51.0%いることがわかった。
調査概要
調査方法/WEBアンケート
調査対象/全国の管理部門・士業(税理士を除く)
調査テーマ/「税金・税理士」の関心・イメージ調査
有効回答数/202名
調査実施日/2024年1月22日~2024年1月28日
出典/株式会社MS-Japan調べ
関連情報
https://www.manegy.com/news/detail/8560/
構成/清水眞希