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飛行機のコックピットで操縦しているような気分になるテスラ「Model S」の先進性

2024.02.25

 アメリカのテスラが初めて電気自動車を発表したのは2006年だったが、第1号が納車されたのは2008年だった。日本仕様は2011年からだった。この時は2シーターのロードスター。試乗したことはあるが、重い電池を床下に敷き、かなり硬めのサスペンションのクルマだった。そして、第2号が「Model S」。2012年に本国デビュー、日本には翌2013年に上陸した。

 現在でこそ、電気自動車はメルセデスの「Sクラス」やBMW「7シリーズ」に匹敵する高級で大型のクルマがあるが、2000年の初めの頃は、EVといえば、小型のシティーコミューターというイメージだった。ボディーを大きくすれば、それだけ重い電池を搭載することになる。価格も高くなり、高級EVの市場はないと考えられていたのだ。

 そこにテスラは「Model S」という大型で高級なEVセダンを投入したのだ。当時の車両価格は1000万円以上。自動車関係者や多くの人が注目する中、テスラは世界各国の富豪たちの欲しがるクルマ、No.1になった。これまで既存の自動車メーカーが、市場はないと考えていた高級EV市場は、実は存在していたのだ。「Model S」の成功を見て、既存の高級車メーカーは、こぞって高級EVの開発に乗り出したのだ。そのきっかけとなった「Model S」の最新モデルに試乗した。

3年ぶりに試乗した「Model S」は想像以上に“進化”していた

「Model S」は2012年、本国で発売されたモデルと、基本的なデザインは変わっていない。全長約5m、全幅約2m、全高約1.5mというサイズは、米国でもフルサイズのセダン。メーカーは4ドアセダンと称しているが、デビュー以来、リアゲートは備えているので、正確には5ドアセダンになる。スタイリングに関しては細かな部分でのアップデートはあるが、大きく変わってはいない。しかし、細かな装備や装置は常にアップデートされている。

 その方法はメーカーからのアップデート情報をパソコン上で受け取り、それをマイカーに移すという方法だ。テスラのクルマはコンピューターでメーカーに管理されているのだ。最新の「Model S」は新規開発された9インチの液冷式モーターを搭載している。フロント部の永久磁石モーターとリアのモーターを組み合わせた2モーター4WD車と、3モーター4WD車の「Plaid」の2タイプがラインナップしている。

 試乗車は3モーターの「Plaid」。トルクベクタリングと3つの独立したカーボンスリーブローターを備えている。前輪の出力は422PS、後輪は420PS、トルクは前後共ともに482Nmのモーターを搭載し、一満充電での航続距離は600kmと発表されている。最高速は250km/h。

 3年ぶりに試乗した「Model S」は、想像以上に進化していた。カードやスマホで施錠を解く工程は同じだが、ドアノブで開扉し、運転席の目の前には、楕円型のハンドルの上半分を切り取ったようなU字のハンドルが装着されている。

 カードキーをセンターコンソール上に置き、座席に座り、シートベルトを着け、ブレーキペダルを踏むと、それだけでスタートの用意完了。スターターボタンなど押す必要がなく、Dレンジでクルマは動き出す。そのDレンジも、ボタンやレバーなどではなく、センターパネルの17インチという大型タッチパネルの端にあるシフトモードをスライドさせるだけで、Dレンジにシフトできる。

 この17インチタッチパネルが「Model Y」の車両操作のすべて。ドアミラーの調節もこの画面で行なう。U字ハンドルの左右を握り、走り出す。まるで航空機のコクピットみたいだ。しかし、このアヴァンギャルドなハンドルだが、ファーミュラマシンのように1回転しないでフルロックすれば別だが、一般公道では1回転以上、回すとU字の空いている部分につい手がいってしまい、空振ることになる。とくに車庫入れなど、何回か切りかえしが必要なときは、慣れを要する。

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