「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、若い頃に仕事とどう向き合うかで、今後のキャリアや人生に大きな違いが生まれるものだ。
では、イマドキの若者は、仕事をする上でどんな価値観を大切にしているのだろうか?また、昨今話題の「リスキリング」への認知度はどの程度なのだろうか?
レバレジーズが運営するフリーター・既卒・第二新卒向け就職支援サービス ハタラクティブはこのほど、全国の18歳~29歳の正社員・フリーター※の男女2,000人を対象に「正社員とフリーターのキャリア」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
1.若手社員の約5人に1人が現在転職活動中、約半数が「転職活動経験あり」
18歳~29歳の正社員に対し、現在転職活動をしているか聞いたところ、約5人に1人が「現在転職活動中(21.4%)」と回答した。
過去3年間※1※2の転職率の推移をみると、昨年度の18.2%から3pt程度上昇し、転職率は20%の大台に乗り、過去3年間で最も高い水準となった。転職活動をしている若手社員は年々増加傾向にあることがわかる。
※1.2023年3月発表「若者しごと白書2023」
※2.2022年2月発表「若者しごと白書2022」
転職活動の経験はあるかについて聞いたところ、約3割が「転職活動をしたことがある(33.7%)」と回答した。「現在転職活動をしている(21.4%)」と合わせると、若手社員の半数以上は転職活動の経験があることが明らかになった。
1社で長く勤め続けるのではなく、働く環境を変えることに対して抵抗感が少ない若者が増加傾向にあることがうかがえる。