タイミーは、同社が運営するスキマバイトサービス「タイミー」が、パシフィックゴルフマネージメント(以下、PGM)運営のゴルフ場で利用開始されたことを発表した。
初めて勤務するワーカーでもすぐに対応できるような業務を切り出すことで、従業員の業務時間や業務量の軽減を実現
PGMは、全国に140箇所以上のゴルフ場を保有・運営する、日本最大級のゴルフ場運営会社。同社では、「ボールの回収・清掃業務」や「館内レストランでの業務」、「ポーター業務(利用客の出迎えやゴルフバッグの積み下ろしなど)」など、初めて勤務するワーカーでもすぐに対応できるような業務を切り出すことで、従業員の業務時間や業務量の軽減を実現していくとしている。
■タイミーではゴルフ場のスキマバイトの数が増加中
昨今、20代をはじめとする若年層を中心に、ゴルフブームが到来しており、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、2021年のゴルフ場利用者数は1,000万人を突破し、2000年代以降最高となった。これは、コロナ禍で3密を避け、屋内レジャーの機会が減った結果、ソーシャルディスタンスを保ったまま体を動かせるスポーツとして親しまれたことに起因すると言われている。
一方、来場者数の増加とともに、ゴルフ場運営スタッフがさらに必要になっており、タイミーに掲載されたゴルフ場での年間スキマバイト募集人数は、2023年は前年比約4.1倍となっている。
■ゴルフ場でのタイミー活用業務例
ゴルフ場でのスキマバイトは、ボールの回収清掃業務、場内レストラン業務、清掃巡回業務、ポーター業務などがあり、PGMの担当者は、「朝のポーター業務や昼のレストラン業務など、時間帯によって業務が集中するゴルフ場は、業務、時間の切り出しによるスキマバイトの活用の相性がいい」と語っている。
■約90%が「タイミーが人手不足等の課題解決に貢献している」と回答
なお、PGMが有する各ゴルフ場の支配人、副支配人、マネージャー93名を対象にしたアンケートを実施したところ、タイミーの活用によって突発的・慢性的なシフトの欠員や将来的な人手不足といった課題を解決できていると回答した人は、全体の約90%(「解決できた(25.8%)」と「概ね解決できた(64.5%)」の合計)という結果に。
また、「必要な時間だけ募集ができること」「必要な人数が集まること」「突発的な働き手確保に対応できること」といった要素に満足していることが多いこともわかった。
調査名:タイミー活用に関するアンケート
調査期間:2024年1月19日〜1月29日
調査対象:パシフィックゴルフマネージメント運営のゴルフ場責任者 93名
調査方法:インターネット
関連情報
https://corp.timee.co.jp/
https://www.pacificgolf.co.jp/
構成/立原尚子