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首都圏エリアの「借りて住みたい街」ランキング1位は本厚木駅、「買って住みたい街」ランキング1位は?

2024.02.14

<首都圏版> LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街ランキング

■5年連続「勝どき」が1位独占!都内の価格高騰で、価格・広さ・規模で相対な優位性により人気に拍車

首都圏「買って住みたい街」ランキングは、「勝どき」が2020年から5年連続となる1位を獲得、コロナ後も圧倒的な強さを示した。特に昨今の東京都内での新築マンション価格高騰により、既に竣工している「勝どき」の物件は価格面でも広さでも規模でも優位性が群を抜き、コロナ禍~東京オリパラ開催~コロナ後という期間の象徴的な物件であり続けていることが明らかになった。

都心近郊では、「南砂町」(20位→7位)が浮上し、「五反田」(67位→10位)、「浅草」(114位→17位)、浅草に隣接する「両国」(128位→20位)と急浮上している。

74位→19位)や隣接する「春日」(99位→29位)がともに上昇し、物件に対する注目度の高さを反映した順位となっている。対照的に、前回5位の「田町」は31位に、11位だった「半蔵門」は244位まで順位を下げ、大規模な物件開発の発生および終了によって激しい順位変動が見られる。

■東京の“衛星都市”が躍進、都心よりも割安感があるベッドタウン「平塚」「大宮」「八王子」が上位に

上位常連の「横浜」(2位→9位)や「茅ケ崎」(4位→8位)はやや順位を下げたものの、駅勢圏が広い都心以外の“衛星都市”=ベッドタウンである2位「平塚」(前回3位)、3位「大宮」(同8位)、4位「八王子」(同9位)が揃って上位に進出。

ここ数年続く物件価格の高騰によって、ファミリー層を中心に都心周辺から郊外方面で交通および生活利便性の高いエリアを積極的に選択する傾向が年々明確になり、安定して上位を維持している。都心と比較すると物件の価格に大きな違いがあり、割安感があることも人気の理由だ。

さらには、『借りて住みたい街』で1位の「本厚木」は6位と健闘、同3位の「八王子」は4位、同4位の「大宮」が3位となり、生活利便性と交通利便性などのバランスが良好なことは賃貸ユーザーだけでなく購入ユーザーにとっても歓迎すべき条件となっていることがわかる。

■コロナ禍を契機に子育て世代が選ぶ「住宅と環境」が大きく変化、準郊外エリアが上位に進出

今回の買って住みたい街のポイントは、5位に浮上した「八街」(前回7位)、「千葉」(10位→11位)、「東松山」(30位→12位)、「大網」(27位→16位)など、首都圏郊外&準郊外の街が前回よりさらに上位に進出していることだ。

コロナ禍とそれに伴うテレワークの実施で、首都圏の居住ニーズは徐々に郊外化し始めたが、2023年春以降移動制限が解除され本格的にコロナ後の社会に移行し始めても“都心回帰”という揺り戻しの動きはごく一部に限られており、都心から1時間以上かかる準郊外エリアが上位を維持している。

円安の進行は建築資材を海外に頼る住宅産業を直撃し、“建設業&運輸業の2024年問題”が取り沙汰されるなかで人件費の高騰も続いていることから、ここ数年明らかな住宅価格の高騰が発生しており、一時的な避難措置と考えられていた居住ニーズの郊外化は、完全に定着したものと見ることができる。折しも異次元の少子化対策の実施で子育て世帯のテレワークが強く推奨され、郊外に位置する自治体が独自の子育て支援策を打ち出すようになったことが、居住ニーズの郊外化に大きな影響を与えている。

その結果、買って住みたい街ベスト30のうち都心・近郊に位置する街は10駅に留まっており、コロナ明けのマーケットにおいても前回の8駅から大きな変化はない。コロナ禍を契機として住宅と住宅環境に向けられる目は、特に子育て世代において大きく変わったと言えるだろう。

■次にくる街はどこだ!「急上昇ランキング」1位は689ランクアップの「参宮橋」

ランキングTOP100に入った駅のうち、前年から順位を上げた駅をランクアップの大きい順に並べ、その特徴を探る「急上昇ランキング」。「新宿御苑前」(236位→28位)や「月島」(461位→30位)、「神楽坂」(427位→33位)、「祖師ヶ谷大蔵」(424位→54位)など、いずれも都心&近郊の交通・生活利便性が共に高い人気の住宅地だが、これまで物件開発が沈静化していたため、順位が200位以下となっていた。

もともとポテンシャルの高いエリアに物件開発があると、俄かに注目が集まり順位が急上昇するという典型的な例がこれらの駅と言えるだろう。特に城南・城西の人気住宅地ではこのようなランキングの急上昇(と急降下)が繰り返されている。

<調査概要>
期間:2023年1月1日 ~ 2023年12月31日
対象:LIFULL HOME’Sユーザー
-首都圏版(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)  
集計:LIFULL HOME’Sに掲載された 賃貸物件・購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計
分析:LIFULL HOME’S 総研

出典元:LIFULL HOME’S

構成/こじへい

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