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首都圏エリアの「借りて住みたい街」ランキング1位は本厚木駅、「買って住みたい街」ランキング1位は?

2024.02.14

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県からなる首都圏エリアの中で、もっとも賃貸物件を借りて住みたい人が多い街と、もっとも住まいを購入して住みたい人が多い街はいったいどこか?

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、住まい探しの「いま」が分かるランキング「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を発表した。

<首都圏版> LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング

■賃貸ユーザーから支持を集め4年連続「本厚木」が1位!開発で駅勢圏が拡大、生活利便性も更に向上

2021年以降からの郊外エリアのニーズは継続するも、徐々に都心近郊に位置する街が上位に進出し、コロナ後の変化を見据える動きも表れ始めている。コロナ禍を経て、神奈川県央部の「本厚木」が今回も1位となり、4年連続してトップに輝いた。

2023年は消費者物価の高騰、人材確保や子育て支援の側面が強調され始めたテレワークの継続などによって、首都圏における郊外エリアでの賃貸ニーズが依然高いことを示している。

都内に所在する駅はベスト30のうち12駅に上っており、その多くは前回よりも順位を上げていることから、首都圏での賃貸ニーズはコロナ禍での移転先である郊外方面もしくは比較的利便性の高い準近郊で定着すると共に、都心方面へと回帰する動きも明確になっている。その意味では首都圏における賃貸ニーズが、コロナ後の新たな動きとして“二極化”しつつあると見ることができるだろう。

■コロナ後も物価高騰で郊外エリアにニーズが集まる、都心方面に乗り換えなしでダイレクトアクセスできるエリアが上位に

1位の「本厚木」は新宿から50分程度でアクセス可能で、ここ数年の開発によって駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が拡大し、生活利便性も更に向上。加えてコロナ後、都心エリアでの賃料の上昇傾向が顕著になり、比較的賃料水準が低い「本厚木」周辺での賃貸ニーズの顕在化が継続したものと考えられる。

アンケート調査ではなく、実際の問合せ数から算出された「借りて住みたい“本厚木”」の人気は、多くの賃貸ユーザーから支持され、定着したことがわかる。この傾向および意向は、上位の準近郊、郊外の駅の「八王子」(3位→3位)、「大宮」(2位→4位)、「柏」(位→6位)、「千葉」(11位→11位)でも同様だ。

<上位にランクインしている準近郊・郊外エリアの駅の共通点>
(1) 都心方面に鉄道の乗り換えなしでダイレクトアクセスが可能、終電まで夜遅くまである
(2) 駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が比較的広く、都心・近郊の街と大きく変わらない生活利便性
(3) 郊外ならではの手頃な家賃相場
(4) 落ち着いた居住環境・集権環境

■「コスパ良好な街」葛西が初のTOP3入り!都心・近郊と準近郊にニーズが二極化

2位に「葛西」が6位から上昇し、初めてTOP3にランクイン。東京都江戸川区に所在する「葛西」は東京の東側に位置し、旧江戸川を都県境として千葉県浦安市と隣接し、都内でありながら比較的賃料水準が安価なエリアとして知られている(「浦安」も同様、22位→17位)。

そのため、初めて都内に居住する“エントリー賃貸ユーザー”からのニーズが高く、またインバウンドの需要も非常に高いエリアだ。賃料が上昇傾向にある都内において、相応に便利で賃料水準が安価なエリアである「コスパが良好である」街が選ばれている。

ただし、ランキングではコロナ後を見据えた動きも明らかになり始め、東京市部では「吉祥寺」(21位)と並んで人気の高い「三鷹」(5位→5位)、東京・横浜への交通利便性が良好な「川崎」(7位→7位)、9位「町田」、14位「西川口」などの準近郊人気エリアが前回同様に上位を維持している。同時に、都心近郊の12駅が前回よりも順位を上げ、TOP30に続々とランクインしている(8位「北千住」、12位「池袋」、13位「三軒茶屋」、16位「高円寺」、20位「新小岩」、22位「荻窪」、23位「中野」、27位「大森」、29位「錦糸町」)。

首都圏での賃貸ニーズは、コロナ禍での移転先である郊外方面もしくは比較的利便性の高い準近郊で定着すると共に、都心方面へと回帰する動きも明確になり、コロナ後の新たな動きとして“二極化”しつつあると見ることができるだろう。

■次にくる街はどこだ!「急上昇ランキング」1位は47ランクアップの「武蔵小山」

ランキングTOP100に入った駅のうち、前回から順位を上げた駅をランクアップの大きい順に並べ、その特徴を探る「急上昇ランキング」。首都圏では若年層単身者の“都心回帰”が本格化し、今回は都心近くで比較的賃料水準が低めの駅が大きく順位を上げている。

最も目に付くのは「武蔵小山」(128位→81位)で「目黒」経由で都心各地に20分程度でアクセス可能、大きな商店街も魅力的だ。「浅草」(73位→33位)は繁華性が注目されるが、観音裏と言われる静かで庶民的な住宅地が賃貸ユーザーに支持されている。

「北綾瀬」(77位→48位)は「綾瀬」から1駅の盲腸線(終点が他の鉄道と接続していない路線)で駅舎が駅ビル化され商業施設が入居したことで生活利便性が大きく向上した。安売りスーパーなども多く生活コストが抑えられるのも魅力だ。ほか、「門前仲町」「三ノ輪」など都心から東側の賃料の比較的安価なエリアが大きく順位を上げている。

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