もしも10年前にグーグルの株を購入していたら?
もしも10年前にグーグルの株を購入していた場合、その投資は非常に成功したものとなったでしょう。なぜなら2013年からの10年間で株価は425.78%も高騰したことになるからです。
懸念材料としてはエヌビディアやChatGPTの台頭により、グーグルの検索エンジンそのものの優位性が今後揺らぐ可能性があることです。
AI時代においてもグーグルがこれまでのようにユーザーから支持され続けるのか、そこが焦点になるでしょう。
ちなみに2024年2月8日時点の株価147.22ドルと上昇傾向にあります。
【同期間のS&P500のパフォーマンス】
米国経済を代表する500社で構成されたS&P500の同期間のパフォーマンスを見ていくと、
2013年3月1日の株価1630.74ドル、2023年3月1日の株価4179.83ドルであり、
増加率は約156%の成績です。
単純比較はできませんが、インデックス投資で人気のS&P500よりもグーグルは高いパフォーマンスでした。もちろん個別株の場合、何か不祥事やトラブルによって株価が大きく下落する可能性もあるため、あくまでも参考として考えて頂けたらと思います。
おわりに
今回はもしも10年前にグーグルに投資していたら?と仮定して、過去10年間のグーグルの変遷と株価について振り返っていきました。
もちろん今後10年先が同じように成長するかは分かりませんが、いかに優秀な企業に投資することが大切であるのか、それを検証する材料にはなると思います。
このように投資を通じて社会を見てみると、実に多くの情報を吸収できるはずです。
ぜひこの機会に興味や関心のある会社を見つけてみてはいかがでしょうか。
文/鈴木林太郎