小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

直近10年の株価上昇率は425%、Googleの力はAI時代も不変か?

2024.02.14

日本で「ググる」といえばグーグルで検索することを意味しますが、企業名が動詞になるほど私たちの暮らしに浸透している企業、それがグーグル(企業名アルファベット)といえるでしょう。

そこで今回はグーグルの基本的なビジネスモデルと「グーグルの株」をもしも10年前から保有していたらどうなったか?をテーマに解説していきます。

グーグルのビジネスモデル

グーグルのビジネスモデルは、主にオンライン広告に基づいており、さまざまなサービスやプロダクトを提供しています。以下が基本的なグーグルのビジネスモデルです。

【オンライン広告】

グーグルの主要な収益源は、広告主がグーグルのプラットフォーム上で広告を配信することです。グーグルは、検索エンジン、YouTube、Gmail、Google Mapsなど、さまざまなプロパティで広告スペースを提供しています。広告主は、グーグルの広告プラットフォームでキーワードやターゲットオーディエンスを指定して広告を配信し、クリックや表示回数に応じて料金を支払います。

【クラウドサービス】

Google Cloud Platform(GCP)を通じてクラウドコンピューティングサービスを提供しています。これには、コンピューティングリソース、データストレージ、データベース、人工知能(AI)サービスなどが含まれます。顧客はこれらのサービスを利用するために料金を支払います。

【ソフトウェアサービス】

Gmail、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどのクラウドベースのオフィススイートや、Androidオペレーティングシステムなどのソフトウェア製品を提供しています。これらのサービスの一部は無料で利用できますが、企業向けやプレミアム機能には料金がかかる場合もあります。

【ハードウェア製品】

Google Pixelスマートフォン、Chromebook、Google Nestスマートホームデバイスなどのハードウェア製品を提供しています。これらの製品の販売から利益を得ています。

【データ収集と分析】

ユーザーのデータを収集・分析して広告ターゲティングやサービスの改善に活用しています。このデータ収集と分析に基づいて、より効果的な広告を提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

総じて、グーグルのビジネスモデルは、オンライン広告を中心に、クラウドサービス、ソフトウェアサービス、ハードウェア製品などの多様な事業を展開し、ユーザーに価値を提供する一方で収益を得ることを目指しています。

過去10年のグーグルの変遷と株価

ここでは過去10年間のグーグルの変遷と株価を見ていきます。株価は3月1日を基準とします。

【2013年】

気球式インターネット網プロジェクト「Project Loon」を発表。
オンライン講義を提供するedXと提携し、オンライン講座を開始。
老化・病気・ヘルスケアに取り組む「Calico」がグーグルの資金援助によって設立されました。
株価19.78ドル(2013年3月1日)

【2014年】

米カリフォルニア大学サンタバーバラ校と提携し、量子コンピュータのハードウエアの独自開発を始めることを発表。
英国の人工知能開発企業「ディープマインド」を約6億ドルで買収するなど、ロボット関連企業を次々に買収。
株価27.77ドル(2014年3月1日)

【2015年】

グーグルは各事業に注力するため、持株会社としてアルファベットを設立。
グーグルはアルファベット傘下企業となる
株価27.32ドル(2015年3月1日)

【2016年】

Googleは初代のGoogle Pixelスマートフォンを発表。
人工知能開発におけるコンピュータにAMD製のGPUを採用。
株価37.25ドル(2016年3月1日)

【2017年】

中国の北京に人工知能の研究所「グーグルAIセンター」を開設。
株価41.48ドル(2017年3月1日)

【2018年】

Google Pixelが日本でも発売開始。
株価51.59ドル(2018年3月1日)

【2019年】

日本のGoogleマップの大部分をゼンリンから自社データに切り替え。
Google Pixel初の廉価版である「Pixel 3a」を発表。
データ分析会社lookerを26億ドルで買収。
株価58.67ドル(2019年3月1日)

【2020年】

初の5G対応Google Pixel を発表。
Neverwareを買収し、Chromium OSベースのCloudReadyを開発。
株価58.14ドル(2020年3月1日)

【2021年】

ウェアラブル端末Fitbitの買収が完了。
チェルシー (ニューヨーク) に常設店舗 Google Store をオープン。
自社開発のスマートフォン向けプロセッサ「Google Tensor」を発表。
Google Tensorを搭載したPixel 6 を発表。
株価103.12ドル(2021年3月1日)

【2022年】

Google Pixel Watchを発表。
アバター生成サービスを行うAlterを買収。
ルノーと自動車用ソフトウェア開発で提携。
株価139.65ドル(2022年3月1日)

【2023年】

日本では初めてのデータセンターを千葉県印西市に開設。
Google初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表。
Googleは創立25周年を迎えキャンペーンを実施。
株価104.00ドル(2023年3月1日)

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。