小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

エクステリア、インテリア、走行性能までワンランク上を感じさせるスズキの新型「スイフトHYBRID MZ」の完成度

2024.02.11

電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能をついに採用

スイフトはBセグメントの小型車だが、この新型はエクステリア、インテリア、そして走行性能までもが、ワンランク上のクラスを思わせるものだと断言できる。ここからは勝手な推測だが、スイフトにはこのあと、国内はもちろん、欧州も人気、定評あるスイフトスポーツが控えている。それと基本部分を共用するのだから、シャシーなどはスイフトスポーツ前提で開発されているはずで、ゆえに標準車と呼べる新型スイフトの仕上がり、走行性能が、クラスを超えたものになっていると考えられる。

そうそう、この新型スイフトでは、ついに!!と言うべき、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を、新型スペーシアに続き採用しているのも大きな進化。が、オートブレーキホールド機能に関しては、エンジンを切るとOFFになってしまうのが惜しまれる。欧州車ではメモリー付きが常識で、欧州でも勝負するのであれば、メモリー付きは不可欠だと思われる。

最後に、新型スイフトの居住性について説明すると、基本的にパッケージは先代と変わらないとのこと。が、実際に身長172cmの筆者のドライビングポジションを基準に計測してみると、先代が前席頭上に190mm、後席頭上に100mm、膝周りに160mmのスペースがあったのだが、新型は同、210mm、135mm、160mmと、後席膝周り空間を除けば先代より余裕があることが判明。開発陣に聞けば、ルーフ形状の違いによって、前後方向は先代同等ながら、上下方向はやや増しているとの説明だった。

また、ラゲッジルームも、先代に対してフロア長のみ実測で約50mm拡大され、荷物の積載性でも進化しているようだった。ただし、後席を格納したときに、フロアと後席格納部分に約150mmの段差が生じているのは先代同様だ。

しかし、新型スイフトの完成度の高さは極めて高く、国産コンパクトカーの基準を大きく底上げする1台であることは間違いない。これまで、国産コンパクトカー選びで、スイフトがリストアップされなかったユーザーも、ぜひ一度、試乗してみることをお薦めする。ちなみに、先進運転支援機能のブラインドスポットモニターを含むスズキ セーフティ サポートのほとんどが全グレードに標準装備。SOSコール、スズキコネクトといった最新機能だけでなく、今時めずらしいCDスロットも用意されている。

お薦めグレードはズバリ、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を唯一備えた、もっとも新型らしい最上級グレードのHYBRID MZである。それでも価格は216.7万円という、それこそスーパーハイト系軽自動車のターボモデルの最高価格車(220万円~)よりリーズナブルに手に入るのである。

スズキ・スイフト

文・写真/青山尚暉

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。