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家事や育児の分担割合、共働きでも「女性7割、男性3割」が最多

2024.02.10

「家事と仕事の両立」に、最も不満を抱く人が多い割合は「女性9割、男性1割」

現在仕事をしている人に、現在の”家事・育児分担と仕事の両立”について満足度を聞くと、「満足」は55%(とても満足:22%、どちらかといえば満足:33%)となった。男女別で見ると、「満足」と回答した男性は63%(とても満足:27%、どちらかといえば満足:36%)、女性は47%(とても満足:17%、どちらかといえば満足:30%)で16ポイントの開きがあった。

各分担割合を見ると、「とても満足」「どちらかといえば満足」の回答が最も多かったのは「女性7割、男性3割」(22%)で、「どちらかといえば不満」「とても不満」の回答が最も多かったのは「女性9割、男性1割」(35%)となった。

「不満」と回答した人に理由を聞くと、第1位は「パートナーだけが仕事に集中できているため」「パートナーに家事・育児スキルがないため」(それぞれ42%)となった。具体的なエピソードも紹介する。

【図5】現在お仕事をしている方に伺います。現在の「家事・育児分担と仕事の両立」について、満足度を教えてください。(男女別)

【図6】現在お仕事をしている方に伺います。現在の「家事・育児分担と仕事の両立」について、満足度を教えてください。(分担割合)

【図7】家事・育児分担と仕事の両立について、「どちらかといえば不満」「とても不満」と回答した方に伺います。不満の理由を教えてください。(複数回答可)

Q.家事分担と仕事の両立について、「どちらかといえば不満」「とても不満」と回答した方に伺います。不満を感じたエピソードを教えてください。

・パートナーが激務のため、家事をやることはない。私も正社員で働いていたが、家事を全て担わなければならず、退職して専業主婦にならざるを得なかった。 (20代女性)

・子供が産まれても、ライフスタイルが変わるのはいつも女性ばかりだと感じる。仕事を変えたり、子供の送迎、体調不良の時の対応など。(20代女性)

・仕事の拘束時間上、妻に家事を任せることが多い。明らかに仕事より家事の方がきついし、評価もされない。自分の方が楽をしているというジレンマがある。 (30代男性)

半数以上が「男女格差は無くすべき」と回答

日本の「家事・育児分担」の男女格差についての考えを聞くと、「男女格差はなくすべき」が52%、「ある程度の男女格差は仕方がない」が37%となった。具体的な理由も紹介する。

【図8】日本の「家事・育児分担」の男女格差について、あなたはどう思いますか?

Q.日本の「家事・育児分担」の男女格差について、ご自身のお考えの背景を教えてください。

▼「男女格差はなくすべき」と回答した人

・昔と比べると徐々に良くなっているとは思う。育児をしている女性の負担はまだまだ減らせてないと思うが、急に変わるものではないので継続して改善していくべき。(20代女性)

・出産できるのが女性だけなので、仕方ないのかもしれないが、やはり家事育児がもう少し自分ごととして考えてほしい。親世代が母親が家事育児全般やりすぎてしまっている影響を強く感じるし、ドラマでも母親像が強すぎる。(40代女性)

▼「ある程度の男女格差は仕方がない」と回答した人

・家計を担うのか家庭を担うのか役割分担としてしっかり相互理解されているならば、どちらかが家事・育児ばかり、仕事ばかりというのは仕方ない。ただ、勤務先などの外側から「女は家庭を、男は仕事を」と決めつけて仕事したい女性や育児をしたい男性の機会を奪うのは性差別であり、なくすべき格差だと思う。(20代女性)

・そもそも性別が違うので、育児においての立ち位置や役割など、すべての格差をなくすというのは難しいと思う。しかし、どちらでも対応できる家事などは分担して負担の格差を無くす働きかけはする必要があると思う。(30代男性)

▼「男女格差があるのは当然だ」と回答した人

・なくすべきだとは全力で思うが、古い考え方の人が日本の大半を占めているとなんとなく感じる。そもそもそういった考え方の世代、かつ男性ばかりで政治をしているため、国が変わらないのも当然な気がする。30年後には変わってくれると信じたい。(20代女性)

・家事・育児を「手伝っている」という考えであれば、いつまでも格差があるままだと思う。(40代男性)

<調査概要>
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
調査期間:2023年11月28日~12月25日
有効回答数:4,828名

出典元:エン・ジャパン株式会社

構成/こじへい

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