最新モデル「HERO12 Black」のここが新しい!
アウトドアとスポーツ撮影に欠かせないアクションカメラと言えばGoProが思い浮かぶ。そのデザインは普遍的だが、毎年、性能アップした新製品が登場している。最新モデルは「HERO12 Black」で2023年9月に発売された。特徴はオプションの「Maxレンズモジュラー2.0」を装着して最大177度の超広角で4K60のビデオ撮影に対応した。また、HDRでのビデオ撮影対応、進化したビデオ補正機能を搭載。連続撮影時間が4Kで62分、フルHDで155分まで伸びた。Bluetoothイヤホンのワイヤレスマイクを使った録音ができるなど、かなり充実している。今回は韓国で行われた「GoPro Winter Fun」に参加して、その実力をじっくり検証してきた。
使用したのは「HERO12 Black Creator Edition」に「Maxレンズモジュラー2.0」を加えたセット
「HERO12 Black Creator Edition」にはGoPro本体とバッテリー、Voltaバッテリーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジュラーが同梱される
メディアモジュラーを装着すると指向性マイクが追加され、カメラの前後、または両方を選択して収録できる。さらに3.5mmのマイク端子とHDMI出力端子が使えるようになる。ただし、防水性はない。上の白いカバーが付いているのはライトモジュラー
ライトモジュラーには4つの明るさがあり、最も暗い20ルーメンで6時間、明るい125ルーメンで1時間連続使用できる。200ルーメンを30秒間だけ使えるオーバーライドモードも備える
125ルーメンではかなり明るく、付属のライトディフューザーを装着した方がムラなく柔らかい光が得られそうだ
「HERO12 Black」にはカメラ用三脚などに使われる1/4インチネジ穴が追加され、汎用製が高まった
Voltaバッテリーグリップは4900mAhのバッテリーを内蔵したグリップでBluetoothを使ったリモコン機能を搭載、最大30m離れた所からカメラを操作できる。片手で操作できるカメラボタンと三脚も内蔵する
グリップ側から操作できるモード切り替えと録画ボタンを搭載。電源をカメラに供給すれば、4K30ビデオを5.5時間以上録画できる