CONTENTS
園芸から日曜大工まで、日常の様々なシーンで活用される「軍手」。
これが、スタンダードプロダクツの人気商品となっている。
スタンダードプロダクツといえば、ダイソーが新ブランドとして立ち上げた、チョット30円を中心価格帯とするおしゃれな店。そこで軍手を取り扱うとは、少し意外な感じもする。ダイソーで110円の軍手が多種見つかるのに比べ、どのような商品に仕上がっているのだろうか。実際に購入し、レビューしてみよう。
丈夫で肌にやさしい「純綿軍手(厚手)」330円
スタンダードプロダクツの軍手製造を一手に引き受けているのは、日出手袋工業(株)。1918年の創業で、古くから手袋づくりが盛んな和歌山県を拠点とする老舗企業だ。
同社が製造する「純綿手袋」は、綿100%で編んだ昔ながらの軍手。丈夫で吸水性が高く、肌にもやさしい特徴をもつ。建築現場など業務用で使用されている、本来はBtoB向けの製品であるのが、特別に一般発売された。サイズは、ラージ(大)、レギュラー(標準)の2種類あり、価格は330円となっている。
スタンダードプロダクツの公式サイトによると、「商品のこだわりポイント」は、手首を覆う袖口部分だという。ゴム糸は使わず、あえて手首を締めつけない仕様となっており、着け心地は良く、着脱も容易。おかげで長時間の使用でも負担に感じない。
■商品詳細
商品名:「純綿手袋(厚手)ラージ」
価格:330円
原産国:日本
材質:綿
商品サイズ(ロング):長さ(最大部分)28cm×幅(最大部分)14cm
種類:ラージ、レギュラー
フィット感がよく細かい作業に向いた「純綿カラー軍手」各330円
先の軍手が、もともと「業務用」であるのに対して、こちらは最初から「日常用」として作られた。同じく330円とリーズナブルな価格だが、差し口にほつれにくい縫製を施すなど工夫がこらされ、とても安価な製品には見えない。バリエーションは、袖口の長さによってレギュラーとロングがあり、カラーも何種類かある。
全体的に縫い目なしで、薄手に編み上げているためフィット感がよく、庭仕事やDIYの細かい作業で重宝できる。軍手特有のごわごわ感がないのもいい。
■商品詳細
商品名:純綿カラー軍手
価格:330円
原産国:日本
材質:綿
商品サイズ(ロング):長さ(最大部分)28cm×幅(最大部分)13cm
種類:ロング、レギュラー
■履き心地抜群の「純綿軍足(かかと付)」550円
普通の靴下と比べ、耐久性・吸放湿性を重視した「軍足」も販売されている。こちらも製造は日出手袋工業が手がけており、クオリティはお墨付き。商品名に、「かかと付」とあるように、昔の軍足になかったかかと部分の縫製がなされており、履いた際にしっかりフィットする。
また、素材も綿100%だけあって、サラッとした履き心地なのもいい。商品バリエーションは、足のサイズが22~24cmと25~27cm、カラーはブラックとグレーがある。
■商品詳細
商品名:純綿軍足(かかと付)
価格:550円
原産国:日本
材質:綿
商品サイズ(25~27cm):長さ25cm×最大幅10cm
蒸れにくさをより重視するなら「純綿軍足(かかと付五本指)」550円
スタンダードプロダクツの軍足には、五本指ソックスのタイプもある。これは、指同士が干渉し合わないことで、通気性が高く保たれるのが特徴。蒸れにくいので、長く出歩くときやスポーツには最適。サイズとカラーは「かかと付」と同じく、22~24cmと25~27cm、ブラックとグレーを展開している。
■商品詳細
商品名:純綿軍足(かかと付五本指)
価格:550円
原産国:日本
材質:綿
商品サイズ(25~27cm):最大長さ26cm×最大幅13cm
撮影・文/鈴木拓也