DIME MAGAZINE
ナイトエフェクトで幻想的に
スポーツ撮影が得意なHERO12 Blackには、ボタンを押すだけで使えるナイトエフェクトが用意されている。韓国、一泊目は南大門でホテルの窓から崇礼門が見える。外に出なくても夜景が撮影できるのだ。早速、クルマのライトを光跡として残せるライトトレイルを使ってみた。設定はデフォルトのままで部屋の照明を消して窓ガラスの映り込みを抑える。また、レンズ側で点滅するLEDを設定からOFFにした。カメラは三脚で固定。これだけで作例の動画が完成した。長時間露光を使ったスタートレイルというモードがあり、星の光跡も同様の方法で残せる。
設定画面からカメラLEDをOFFにできる
クルマのライトが光跡になるライトトレイル
Quikを使って編集した夜景
タイムラプスを使った作例
スタートレイルを使った作例
スキー＆スノボ動画に挑戦
「GoPro Winter Fun」の2日目はHERO12 Blackが本領を発揮するのがスポーツ動画の撮影だった。ゲレンデに移動してスキーかスノーボードを選んで滑走シーンを撮る。うまく滑ればあとはQuikがハイライトシーンを自動的に選んで編集してくれる。一番の問題は天候で晴れればいいのだが、雪が降るとレンズに水滴が付いてしまう。これはこまめに拭き取るしかないのだが、一度、滑り出すとそれもなかなか難しく、今回は現場でアドバイスを受けたにもかかわらず、水滴だらけの動画を量産していた。
それからスキーではストックを両手に持っているので自撮りが難しい。ストックにポールマウントでカメラを固定したのだが、これも角度の設定に悩む。スノボの場合は両手がフリーなので自撮りはやりやすい。さらに派手なトリックをかませれば見せ場は多い。スキーは自撮りより、誰かを撮影する追い撮りの方がいい動画を撮りやすいと感じた。次のチャンスのためにスノボをマスターしたいと密かに決心した。ゲレンデでは撮影ボタンを押すのが面倒なので、音声コマンドでHERO12 Blackを操作した。「GoPro ビデオ スタート」などのコマンドに対応するので非常に便利だ。撮影停止や写真撮影なども音声コマンドで操作できる。現場で使ってみるとGoProはかゆいところに手が届く、長年のノウハウの蓄積だろうか。今回のイベントに参加して思ったことは、いろいろ悩むよりHERO12 Black ＋ Maxレンズモジュラー2.0を選べば間違いないという結論。そして、最新のGoProが最良のGoProであるということだ。
飛行機の離着陸を撮影する時は「水平ロック」をオフにした方がいい。スキー、スノーボードの時もオフの方が迫力がでる
南大門で食べた料理とホテルのオムレツで作ったグルメ動画
3種類のマウントを使って撮影したスキー動画
写真・文／ゴン川野
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