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新NISAで注目の高配当株、JT、三菱商事、商船三井の株を10年前に買っていたらいくらになっていた?

2024.02.01

高配当株の注意点

高配当株は配当が魅力ですが、株価の上昇は見込みにくい傾向があります。

特に配当を重視する投資家は、株価が下落したときに買い増しをするため、

株価の上昇を狙う投資家とは投資のスタイルが異なることは押さえておくと良いでしょう。

そのため、資産の最大化という観点からは物足りない印象を持ちます。

しかし、毎月の生活費の足しにする、他の成長株やETFと組み合わせるなど、ある程度リスクを分散した状態でポートフォリオに組み入れを考えるのであれば、とても魅力的な選択肢の一つとなり得るでしょう。

また日本株の場合は100株単位で購入しなければなりませんが、SBI証券や楽天証券などでは1株から購入できるミニ株でも取引が可能です。

そのため新NISAでは、米国株やETFと日本株の組み合わせを検討しても良いでしょう。

おわりに

新NISAの導入や世界的な投資環境の変化により、日本の高配当株への注目が高まっています。

とはいえ、高配当株には株価の上昇が見込みにくいというリスクもあります。

これらを考慮しつつ、適切なリスク分散を行い、資産形成の一環として高配当株を組み入れることが重要です。

最後に、投資は個々のライフプランやリスク許容度に合わせて行うべきものであり、慎重かつ戦略的なプランが必要です。

何より自身が納得した上で投資を行うこと、これが長期で継続するための大きな要因となるでしょう。

文/鈴木林太郎

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