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新NISAで注目の高配当株、JT、三菱商事、商船三井の株を10年前に買っていたらいくらになっていた?

2024.02.01

2024年1月からはじまった新NISAによって、日本でも投資熱の高まりを感じる機会が増えてきました。また近年の米国株ブームによって投資を始めた方も多いのではないでしょうか。

その一方、日本株には詳しくない、あるいは興味がないという投資家も一定数いると思います。

なぜなら1989年に日経平均株価が最高値3万8915円を付けて以降、2024年現在まで最高値を更新しておらず、日本株を米国株と比較した場合のバリエーションは劣るのは事実だからです。

そんな長期停滞を続けてきた日本経済や日本株に再び注目が集まりつつあります。

本記事では日本経済の強みと長期保有したい高配当日本株を解説していきます。

日本経済に明るい兆しがある

日本経済には今、巡り合わせとしか思えないほどの追い風が吹いています。

バブル崩壊から30数年続いたデフレが終焉し、マイルドなインフレが定着しつつあります。

またコロナ禍で停滞したインバウンド需要の復活と円安による恩恵を受ける日本の輸出産業によって、多くの上場企業の業績は増益が見込まれています。

日本は2023年に続いて2024年も世界経済の不確実性が高まる中で潜在成長率を上回る成長を達成することが予想されます。

この成長の背景には、賃上げによる消費の支えや企業の設備投資の活発化が挙げられています。

また2023年以降、日本はデフレ下での行動からの転換を果たしており、賃上げや企業の積極的な投資などが景気を後押ししています。

そして2024年後半には、政府がデフレ脱却の判断材料として提示した4指標が、33年ぶりに安定的にプラスに転じる見込みです。

このように日本経済には明るい材料が沢山あるのです。

とはいえ、デフレ脱却は単なるゴールではなく、持続的な経済成長の実現が真のゴールと位置付けられています。物価の安定とデフレ脱却によって、これまでの「物価も金利も上がらない」世界からの転換の実現が必要です。

こうした日本への期待は、外国人投資家も注目しています。

実際、欧米や中国の外国人投資家は、割安になっているとされる日本株に積極的な投資を行っています。

こうした条件が重なり、年内に約35年ぶりとなる日経平均株価の最高値更新というシナリオも現実味を帯びています。

今、世界中の投資家の注目が日本経済に集まっているのです。

新NISAで注目したい日本株&もしも10年前に投資していたら

ここでは新NISAで注目したい日本株として高配当株を5銘柄紹介していきます。

また、もしも10年前(2014年1月)に投資をしていたら株価はどうなっていたのかも見ていきます。

【JT(2914)】

特徴1: JTは、世界的に有名なたばこメーカーであり、グローバルなたばこ市場において一定のシェアを有しています。その製品ラインナップには、伝統的なたばこ製品だけでなく、喫煙具や加熱式たばこなども含まれています。

特にたばこ事業は英国での値上げにより好調です。

特徴2: 持続可能性への取り組みも強調されており、環境への影響を最小限に抑えるための取り組みや、健康意識の高まりに応える新たな商品開発などが行われています。

・2014年1月27日の株価 3,197円
・2024年1月26日の株価 3,765円
・10年間の株価上昇率 17,76%
・配当利回り 5.07%

【三菱商事(8051)】

特徴1: 三菱商事は、総合商社として幅広い事業を展開しており、エネルギー、金属資源、産業機械、食品、ファッションなど多岐にわたります。グローバルなネットワークを活かし、多様な市場に参入しています。

特徴2: 持続可能な事業の推進にも注力し、再生可能エネルギーへの投資や環境にやさしい製品の提供など、社会的責任を果たす方針を採っています。

・2014年1月27日の株価 634円
・2024年1月26日の株価 2,477円
・10年間の株価上昇率 290.69%
・配当利回り 2,80%

【武田薬品工業(4502)】

特徴1: 武田薬品は、世界的な製薬企業であり、治療領域において幅広い製品を提供しています。特にがん治療や希少疾病領域での研究開発に注力し、革新的な医薬品の開発を進めています。

特徴2: グローバルな健康課題への取り組みも強化されており、アクセス可能な医療の提供や医薬品の普及拡大など、社会的側面にも焦点を当てた活動が行なわれています。

・2014年1月27日の株価 4,793円
・2024年1月26日の株価 4,310円
・10年間の株価上昇率 −10.07%
・配当利回り4,33%

【イオンフィナンシャルサービス(8570)】

特徴1: イオンフィナンシャルサービスは、イオングループの金融部門であり、クレジットカードやローン、保険などを提供しています。イオングループの小売事業と連携し、総合的な金融サービスを提供しています。

特徴2: アジア10カ国にも事業領域を拡大。デジタル化への投資も進めており、顧客に対する利便性向上や新たな金融サービスの展開に積極的に取り組んでいます。

・2014年1月27日の株価 2,401円
・2024年1月26日の株価 1,314円
・10年間の株価上昇率 −45.27%
・配当利回り 4.41%

【商船三井(9104)】

特徴1: 商船三井は、海運業界で世界的なプレゼンスを有しており、コンテナ輸送やエネルギー資源輸送など幅広い分野でサービスを提供しています。国際的な貿易において不可欠な存在となっています。

特徴2: 持続可能な海運への取り組みも進めており、環境に配慮した船舶の導入や排出削減技術の開発など、海運業の未来における環境への配慮が重視されています。

・2014年1月27日の株価 1,420円
・2024年1月26日の株価 5,113円
・10年間の株価上昇率 260.07%
・配当利回り 3.06%

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