オフィスに突如鳴り響く電話の音。顧客からの連絡であればすぐに出て、懇切丁寧に対応したほうが良いに決まっている。
しかし、対応可能な人材が不在か、あるいは、そもそも電話を取る余裕もないほど人手不足で対応が後回しになってしまっているという中小企業は、少なくないのではないだろうか?
楽天コミュニケーションズはこのほど、全国の社員数6人以上300人以下の企業に勤める課長・課長補佐クラス以上の役職500人を対象に「中小企業における電話対応」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
中小企業の87.0%が顧客からの問い合わせ窓口に電話を活用
顧客からの問い合わせを受け付けている方法を聞いたところ、「電話」(87.0%)が最も多く、以下「メール」(75.8%)、「フォーム」(36.8%)と続いた。
電話対応業務のある中小企業の64.4%が顧客との電話対応に「課題がある」と回答
電話で顧客からの問い合わせを受け付けている人に、顧客からの電話対応に課題があるかを聞いたところ、64.4%が「課題がある」と回答した。