仕事の現場において、「しっかりとした人」という印象を持たれるため、また、相手に不快感を与えないためにも、マナーをわきまえておく必要がある。
では、ビジネスマナーに自信があると考えているビジネスパーソンは、いったいどれくらいの割合で存在するのだろうか?
ライボの調査機関「Job総研」はこのほど、社会人男女497名を対象に「ビジネスマナー実態調査」を実施し、その結果を発表した。
ビジネスマナーだと思う項目、「出/退社時の挨拶」が最多に
回答者全体の497人にビジネスマナーだと思う項目を聞くと、「出/退社時の挨拶」が78.9%で最多となり、次いで「社外への敬語」が75.9%、「社内への敬語」が66.2%となった。
また、ビジネスマナーの必要性を聞くと、「とても必要だと思う」が19.9%、「必要だと思う」が32.6%、「どちらかといえば必要だと思う」が36.2%となり、88.7%が「必要だと思う」と回答した。
68.2%が「ビジネスマナーを教わった経験あり」と回答
回答者全体の497人にビジネスマナーを教わった経験有無を聞くと「ある」が68.2%で過半数を占め、「ない」は31.8%となった。年代別の回答では30代で「経験ある」と回答した人が73.3%で最多となり、以下、50代が69.0%、20代が66.9%、40代が62.2%と続いた。
49.1%が「ビジネスマナーには自信なし」と回答
回答者全体の497人に自身のビジネスマナーへの自信有無を聞くと、「全く自信がない」が15.1%、「自信がない」が10.3%、「どちらかといえば自信がない」が15.1%となり、49.1%が「自信がない」と回答した。
年代別の回答では20代で「自信がない」と回答した人が57.0%で最多となり、次いで30代が53.4%、40代が44.9%、50代が36.8%と、若手層ほど自信がなく上司層ほど自信がある結果になった。