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デカフェ=高くてまずいをビジネスで変える!東北大学が開発したデカフェのサードウェーブ「超臨界二酸化炭素抽出法」とは?

2024.01.30

カフェイン量のコントロールで、ビジネスマンのパフォーマンスをサポート

じつは筆者は別の取材でこのチューズコーヒーのデカフェを飲み、デカフェとは思えないおいしさに驚いて、今回の取材を申し込んだ。すると、現段階で販売しているのはまだOEMで生産しているプロトタイプだが、2024年中に発売予定の「CRAFT DECAF PROCESS」のデカフェを試飲させてもらえることになった

通常販売バージョンでも十分おいしかったので、実は最初、その差がよくわからなかった。しかし、少し温度が下がった段階になると味の印象ががらりと変化。ほどよいやわらかな酸味があらわれ、コクも深くなって、奥行きのあるスペシャルティコーヒーならではの味わいが完全に保たれているのを実感した。

▲東北大学との共同研究で開発した超臨界二酸化炭素抽出法の新しいデカフェ。スペシャリティコーヒーならではの奥行きが感じられ、デカフェとは思えない味だった

「カフェインをカットする」時代から「カフェインとうまくつきあう」時代へ

デカフェのサードウェーブで味とともに進化しているのが、カフェインとの付き合い方だ。チューズコーヒーではデカフェのほかに通常のカフェイン量のレギュラーコーヒー、レギュラーコーヒーとデカフェ半々の「ハーフ&ハーフ」も販売している。

▲チューズコーヒーではカフェイン量を「レギュラー」「ハーフ&ハーフ」「デカフェ」の3種から選択可能

カフェインの摂りすぎを気にしている層がターゲットなら、デカフェのみでいいように思うが、そうではないという。「健康意識の高まりを背景に、食品の機能性を毎日の食事などで取り入れて、健康を維持したいという人が増えています。カフェインは摂りすぎると健康に悪影響がありますが、適度な量なら集中力アップ、気分転換や眠気覚まし、リラックスなどさまざまなよい効果があります」(岩井氏)

例えば朝の目覚めの時や仕事に集中したい時はレギュラーコーヒー、午後の時間帯や3杯目以降にはハーフ&ハーフ、夕方以降は睡眠の質をあげるためにデカフェにするなど、それぞれの効能や機能性を生かし、カフェイン摂取を意識しコントロールするライフスタイルが、今の時代に求められているコーヒースタイルだというのだ。

日本でのコーヒー輸入量におけるデカフェ占有率はわずか0.6%だが、同店の購買データでは約4割が低カフェインのコーヒーを選択している。ちなみにスペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association)によると世界のスペシャルティコーヒー市場は約10兆円規模といわれ、世界のデカフェ市場は2028年までに28億ドル(約3,872億円)に達すると見込まれている。

世界4位のコーヒー消費国である日本でも、技術や流通の革新が進んで味や価格の問題が解決すれば、デカフェ市場が一気に拡大する可能性も高い。

取材・文/桑原恵美子

取材協力/株式会社ストーリーライン

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