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ランサムウェアの被害が後を絶たない理由

2024.01.28

ランサムウェアとは

 ランサムウェアは、サイバー攻撃の一種であり、コンピューターシステムやデータに対して暗号化を施し、被害者に身代金の支払いを要求するマルウェアです。

 ランサムウェアは一般的に、被害者のデータにアクセスを制限し、特定の鍵や復号ソフトウェアを持つ攻撃者に支払いを行わなければ、データが永久に失われると脅迫します。

■ランサムウェアの種類と特徴

 ランサムウェアにはさまざまな種類がありますが、主な特徴は次の通りです。

1. ファイル暗号化型ランサムウェア:コンピューターやネットワーク内のファイルを暗号化し、被害者のデータにアクセスを制限します。被害者は身代金を支払うことで、復号化キーを入手し、データを元の状態に戻すことができます。

2. マスターブートレコードランサムウェア:コンピューターの起動プロセスを攻撃し、オペレーティングシステムの起動を妨げます。被害者は身代金を支払うことで、マスターブートレコードを修復し、再び正常に起動することができます。

3. モバイルランサムウェア:スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを標的にし、デバイスの制御を奪い、データや機能へのアクセスを制限します。被害者は身代金を支払うことで、デバイスの制御を取り戻すことができます。

■感染経路と攻撃手法

 ランサムウェアの感染経路と攻撃手法は多岐にわたりますが、以下に一般的なものをいくつか紹介します。

1. フィッシングメールやスパムメール:攻撃者は不正なリンクや添付ファイルを含むメールを送り、被害者がクリックや開封をすることでランサムウェアが侵入します。

2. 悪意のあるウェブサイトや広告:ランサムウェアは、感染したウェブサイトや広告を通じて、ユーザーのアクセスやクリックによって侵入します。

3. 不正なソフトウェアやアップデート:攻撃者は、不正なソフトウェアや偽装されたアップデートを提供し、被害者がそれをダウンロード・インストールすることでランサムウェアが侵入します。

4. 感染した外部デバイス:感染したUSBフラッシュドライブや外部ハードドライブを使用することで、ランサムウェアがコンピューターシステムに侵入します。

 これらの感染経路と攻撃手法は、巧妙化し続けており、被害者が気付かぬうちに被害を受けることがあります。

ランサムウェアによる被害が常態化している背景

 なぜランサムウェアの被害が後を絶たないのでしょうか。その背景にはいくつかの要因があります。

■金銭目的のサイバー犯罪にとっての魅力

 まず、金銭目的のサイバー犯罪者にとって、ランサムウェアは非常に魅力的な手法となっています。なぜなら、ランサムウェアによって被害者から身代金を要求することで、直接的な利益を得ることができるからです。

 過去12カ月以内にランサムウェア被害を受けた日本の組織は61%に上り、被害を免れることの難しさを示しています。さらに、身代金の平均額も増加しており、被害者は数十万ドル以上の金額を支払うこともあります。

 このような金銭的な利益が見込めるため、サイバー犯罪者たちはランサムウェア攻撃に力を入れる傾向があるのです。

■巧妙化し高度化するサイバー攻撃

 また、サイバー攻撃の手法も巧妙化し高度化しています。以前は無差別にマルウェアをばらまく手口が主流でしたが、最近では特定の企業や組織を狙う標的型攻撃が増えています。

 さらに、機密データの盗み出しを行う手法も増加しており、データの復旧だけでなく機密データの暴露による脅迫も行われているのが現状です。

 このような巧妙な攻撃手法によって、防御する側も対応が難しくなっています。

 これらの要因が重なり、ランサムウェアによる被害が増え続けていると言えます。

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