キッチンの断捨離のコツその3:掃除をする
キッチンでとても大切な事は、掃除です。大体断捨離が必要なほど散らかっているキッチンは汚れているもの。ソースは私の実体験です……。
ものがごちゃごちゃ置いてあるので壁の油はねやしょうゆなどのハネがさっと掃除できない。ビンなども倒れやすい。しょうゆの小袋がいつの間にか破れてシミができている、など。ものが減ると汚れが目立つようになりますが、同時に掃除がとてもやりやすくなります。
我が家は窓があったのですが、ギチギチに詰まった棚でふさがれた状態でした。それらすべて撤去。野菜やポットだけを置くようにしたらキッチンに光が差し込み、一気に明るくなりました。シンクの水垢や、油汚れを取り除くと、生まれ変わったよう。
料理もしやすくなりましたし、何より衛生的です!
リビングの断捨離のコツその1:部屋の目的を考える
人が住んでいるとは思えないビフォー
本当に足の踏み場もなかった我が家のリビング。原因は不要なものの多さに加え、
・家族が使うタンス
・私のみが使う着物ダンス
・共用のドレッサー
・母のデスク
と、使う人も目的もバラバラの家具が壁を取り囲んでいたことでした。目的が決まっていないから、誰も居着かなかったんですね。
ソファとテレビを置いてくつろぎたい、子どもが遊べる場所にしたい、テレワークスペースを設置したい……。お家によって、リビングの目的はさまざまでしょう。
自分の部屋と違って、複数の人が使う場合、自分だけの要望を押し切ることは難しいもの。住人全員で話し合うことをおすすめします。
リビングの断捨離のコツその2:家具を処分することも視野に入れる
カラーボックスやマガジンラックなど、そこまで大きくないものを含めると、リビングは家具が増えがちです。本棚や趣味のもの、筋トレグッズなどもあるかもしれません。
コスメを捨てるライターの私。なぜかホットカーラーを巻きつつ
先程言いましたが、リビングがリビングとして機能していなかった大きな原因は家具でした。最終的にはドレッサーと机を処分。私の着物類をまとめ、鏡を設置することになりました。
日当たりの良い場所に持ち運べるソファと座布団を置き、「日向ぼっこができる+身だしなみが整えられる場所」としました。
思い切って家具を減らしたところ、カーテンが開けられるように。
なんということでしょう!大きな窓が空間にゆとりをもたらし、実際以上に広く感じられる仕上がりになりました。
断捨離の効果が得やすい2か所
キッチンとリビング(またはダイニング)がキレイになると、断捨離の効果が明確に現れると思います。家族が使うところであり、日常に欠かせない場所でもあるからです。
我が家はそれぞれがくつろげる時間を持てるようになりました。
次回は最終回、「人の部屋を断捨離するコツ」をご紹介します!
家族の介護用ベッドが入らない!片付かない一軒家の断捨離を達成した方法
もっときれいな部屋に暮らしたい。 ごちゃごちゃとものが溢れる中、そんなふうに思うことありませんか。私は、まさにそのタイプ。山ほどのものに囲まれ、朝起きるとがっく...
写真・文/宇野なおみ