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スポーティーな走りとデザインが魅力!ヒョンデのEVセダン「IONIQ 6 AWD」で体感する新感覚ドライビング

2024.01.19

スポーツ志向が強く、操って楽しいEV

スタイリングを確認してから、運転席に乗り込む。目の前のメーターパネルは一枚の細長い液晶パンネルが。ここにメーター類と操作系のスイッチ、ナビ画面などが入っている。その外側にはデジタルアウターミラーからの画像を映し出すモニターが左右のAピラー根元にレイアウトされている。運転していてちょっと気になったのは、このモニターの外に、アウターカメラの支柱があり、それがちょっと太めなので、視線がアウターカメラにとられてしまいがちだった。

 走り出す時にウィンカー(右レバー)を出すと、メーター内に外の景色が映し出される方式は「IONIQ 5」と同じだ。コラムのダイヤルでDレンジを選択し、スタート。ドライブモードはECO/NATURAL/NORMAL/SPORT。4駆と後輪駆動があるが、試乗車は4駆動。総電池容量77.4kWhで、最高出力は4駆が325PS(後輪駆動)、最大トルクは605Nm。一満充電走行距離は519km(後輪駆動545km)がカタログ値。受け取った試乗車は、100%表示されていたので、ほぼカタログ値どおり。ちなみにオドメーターは2800kmを示していた。

 走り出してからの印象は、重めの操舵力、乗り心地も硬め。スポーツセダンを操っている感じ。走行音はヒューンという電気音が少し室内に伝わってきた。ハンドル裏に装備されているパドルレバーは回生モードの調整。3段階を選べ、もっとも強い回生は、ワンペダルモードになり、完全停止する。

 ドライビングポジションはやや高め。乗降時にドア上縁にぶつかることもない。視界はナナメ後方もCピラーが太くないので、死角は少ない。後席は床がフラットなので3人掛けもできる。ヘッドスペースは165cmまでが快適空間だ。

 スポーツセダン的なのは、ハンドリングだけでない。加速性能も0→100km/hを5秒台前半で走り切った。かなり速い。さらにSPORTモードを選択すれば、アクセルレスポンスはより俊敏になり、コーナーでのシャープな動きも、よりスポーツカー的になる。2022年7月の釜山モーターショーの発表会場には、ヒョンデのスポーツモデルを表す、「N」バージョンも展示されていたが「IONIQ 6」のNバージョンは、かなりホットなモデルになりそうだ。

 ノーマルの「IONIQ 6」も最近の4ドアセダンの中では、スポーツ志向が強く、操って楽しいEVに仕上がっていた。冒頭にも書いたが、日本での発売時期は、まだ未定というが、このクルマもぜひ販売してほしい。

 最後に電費だが、試乗時間が限られたこともあり、57kmを走行し、電力は7%を使った。表示されていた電費は7.2km/kWhと、このクラスのセダンとしては高数値を達成していた。
ますます、日本での販売が楽しみになってきた。

◆関連情報
https://www.hyundai.com/jp/brandstory/ioniq6

文/石川真禧照 撮影/萩原文博

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