S&P500 or オルカンと国債やコモディティと組み合わせる
万が一、株価が暴落した場合に備えて、国債やコモディテイの組み入れも検討できるでしょう。
なぜなら、仮に暴落して資産が目減りした時に、狼狽売りするリスクを軽減できるからです。
また国債でオススメするのは米国債です。
なぜなら世界的に低金利の場合でも、米国債は高い利回りを維持しているからです。
代表的な米国債は下記3つのETFです。
・iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)
投資対象は期間の短い米国債です。
・バンガード・トータル債券市場ETF(BND)
投資対象は1~20年の米国債です。
・iシェアーズ米国国債20年超ETF
投資対象は期間20年以上の米国債です。
これら、短期、中期、長期の国債を組み入れることで、国債の期間を多様化させることができるので、リスクヘッジにつながるでしょう。
またコモディティとして、金、金鉱株、原油、天然ガス、農業商品であれば下記5つのETFが純資産額が大きいです。
・SPDRゴールドシェア(GLD)
・ヴァンエック・ベクトル・金鉱株(GDX)
・USオイルファンド(USO)
・ユナイテッドステイツ・ナチュラル・ガス・ファンド(UNG)
・インベスコ・DB・アグリカルチャー・ファンド(DBA)
このように国債とコモディティの組み合わせも分散投資という観点から、資産の安全性につながると思います。
おわりに 投資の神様ウォーレン・バフェットの言葉
投資の神様といわれるウォーレン・バフェットの投資の教訓に下記のような言葉があります。
「複利は世界で8番目の脅威。複利を理解する人はそれを得るが、理解しない人はそれを払う」
つまり、運用期間が長くなるほど複利効果は高くなるということです。
特にインデックス投資の組み合わせについて考えるようになる方は、それまでに投資を実践してきた方が多いのではないでしょうか。
またリスク許容度は個々で異なるため、ぜひ無理のない継続できる範囲で投資をすることがオススメです。
ぜひ投資を通じて、株価が日々変化すること、リスクとは何か、お金とは何かなど、考えてみるきっかけになれば筆者としてはとても嬉しく思います。
文/鈴木林太郎