【ポイント(3)】自分に自信を持つ人の約78%が社会的活躍を自負
■社会において自分本来の個性を活かして活躍している人は自信度が高い傾向
「自分に自信がある方だと思うか」という質問に対して「思う」「どちらかといえば思う」を回答した男性288名と、「思わない」「どちらかといえば思わない」と回答した男性612名に対して、さらに「自分本来の個性を活かして活躍できていると思うか」と聞いた。
その結果、「自分に自信がある方だと思う」と回答した人のうち77.8%が活躍できていると思うと回答した一方、「自分に自信がない方だと思う」と回答した人は26.8%となった。
社会において、自分の個性を活かして活躍をしていると感じている男性ほど、自分を信じる力が高いことがわかった。
【ポイント(4)】個性発揮の裏に自信につながるスキンケアとの意外な関係性が明らかに
■4割以上がスキンケアで肌が変わることで「自分に自信が持てた」と実感
スキンケアをしている若年層男性612名に「スキンケアをすることでマインドの変化を感じるか」と聞いたところ、81.4%が「思う」「どちらかといえば思う」のいずれかを回答。8割以上の男性がスキンケアで肌が変わることで気持ちにまでポジティブな影響を及ぼす傾向があることが判明した。
そのうちの41.6%が「自分に自信が持てた」、50.6%が「前向きな気持ちになれる」と回答しており、スキンケアによって多くの男性が前向きになり、自分への自信にもつながっていることが推察できる。
調査概要
調査内容 /就活と個性に関する意識調査
調査期間 /2023年9月6日〜9月8日
調査対象 /
就活を控えている・就活中・就活を経験したことがある19~26歳の男子学生300名
就活を経験したことがある・スキンケアをしている 19~29歳の社会人男性450名
就活を経験したことがある・スキンケアをしていない 19~29歳の社会人男性450名
調査機関/株式会社ネオマーケティング
調査手法/インターネット
専門家アドバイス〜近年のZ世代就活生と個性の関係性
<株式会社ワンキャリアEvangelist 寺口 浩大 氏>
就活を行う学生と日々コミュニケーションを取り、Z世代就活の実態に精通する株式会社ワンキャリア寺口浩大氏に、最近の就活事情と〝就活最適化個性〟の脱却方法について解説してもらった。
・近年のZ世代就活生は、個性を見つけられず悩む人が多い?〝就活最適化個性〟をアピールしがちなのは、SNSの台頭が原因のひとつなのか
近年に限ったことではないかもしれませんが、「自分は何者なのか?」という問いは簡単に答えが出るものではありません。自分と向き合いながら、SNSなどで他人の良い面や充実した面を見ているうちに、他人との比較の中で、やりたいことがなかったり、自分自身をうまく表現できなかったり、自分の状況に焦ることもあると思います。
・企業は〝就活最適化個性〟を見抜いている!採用担当者が見抜いた先に求める個性とは?
学生の多くが「面接で本音を言いづらい」という悩みを抱える一方、人事は「学生は本音で話していないかもしれない」「本音で話せるような採用がしたい」と考えています。採用担当の方々とお話していると、「すごさ」よりも「らしさ」が知りたいという声もあります。取り組みの実績の大きさに目がいきがちですが、その中で考えたことや実行したことにらしさが出ると思います。
・就活中にアピールしていた〝就活最適化個性〟がリアリティショックを招く!?内定後に社会での活躍に不安を抱える人へのアドバイス
リアリティショックという言葉があります。理想と現実のギャップに衝撃を受けてしまう現象ですが、入社後に思っていたよりも活躍できないことによっても生じます。様々なフィールドで今活躍している方々と話していても、多くの人が「最初は苦労した」と言っています。今のできない自分を自分で受け入れてあげて、できるために何ができるかを考えることに集中しましょう。
寺口 浩大(てらぐち こうだい)氏
兵庫県生まれ。京都大学卒業。リーマンショック直後、三井住友銀行に入行。企業再生、M&A関連の業務に従事したのち、デロイトで人材育成支援に携わる。現在、株式会社ワンキャリアでEvangelistとして活動。2021年6月にリリースされた「ONE CAREER PLUS」において、はたらく人の「新しい地図」をつくるプロジェクトを進めている。
関連情報
https://brand.finetoday.com/jp/uno/hada_project/
構成/清水眞希