パワートレイン (全モデル電動化)
新型EクラスのパワートレインはISG、もしくはプラグインハイブリッドにより全ラインアップが電動化されている。E200には、エンジン単体で204PS(150kW)、320Nmを発生する、新型の2.0リッターの直列4気筒ターボエンジンの「M254」が採用される。
E220dには、エンジン単体で197PS(145kW)、440Nmを発生する、2.0リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジンの「OM654M」が採用される。
両パワートレインとも、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターのISGによって、短時間、最大で23PS(17kW)、205Nmのブーストが可能で、従来型のE200と比較しても、エンジン、モーターの双方がより強力になっている。
また、E220d においては、高トルク、省燃費が売りのクリーンディーゼルエンジンに、電気による緻密なサポートが組み合わさることで、さらにスムーズな加速感と、燃費の低減に寄与する。
なお、新型Eクラスは全モデルで、「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を採用した。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
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構成/土屋嘉久