MS-Japanは同社が運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」にて、「管理部門の出身学部・学科の実態調査2024」を実施。結果をグラフと図表にまとめて発表した。
経理・財務経験者のおよそ2人に1人が「経済・経営・商学関連」の学部・学科出身者
経理・財務経験者の出身学部・学科においては、「経済・経営・商学関連」が最多の51.8%だった。次いで「法律・政治関連」が12.8%、「文学・人文・人間・心理関連」が7.9%という結果になった。
年代別でも、ほとんどの年代で「経済・経営・商学関連」が半数以上を占めていることがわかる。
■人事・総務経験者の出身学部・学科トップは「経済・経営・商学関連」の31.8%
人事・総務経験者の出身学部・学科トップ3は、「経済・経営・商学関連」が31.8%、「法律・政治関連」が17.6%、「文学・人文・人間・心理関連」が12.4%という並びになった。
年代別においては、「経済・経営・商学関連」の割合が多いものの、20代~40代は他職種と比較すると他の学部・学科の割合が多く、人事・総務ならではの学部・学科の偏りは見られなかった。
■法務経験者は「法律・政治関連」学部・学科出身者が7割以上
法務経験者の出身学部・学科では、「法律・政治関連」が72.5%と2番目に割合の多い「経済・経営・商学関連」の10.5%と大きく差がでる結果となった。
年代別でみると、20代・30代は8割程度が「法律・政治関連」の学部・学科出身者であることが判明した。
調査概要
対象/2023年1月1日~2023年12月19日に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあった大学・大学院卒の転職希望者
調査主体、出典/株式会社MS-Japan
関連情報
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12400.html
構成/清水眞希