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残さず完食すると割引も!ビジネスパーソンが実践できるフードロス削減術

2024.01.15

いつもの食事のパン選びでもフードロスに貢献!

「rebake」イメージ

朝食やランチにサッと食べられるパンは、忙しいビジネスパーソンの味方。廃棄ロス削減サービス「rebake(リベイク)」を通して購入すれば、フードロスに貢献できる。

rebakeは、日本全国の1500店舗以上のパン屋のパンや、廃棄になりそうなパンの購入ができるパンの通信販売プラットフォームだ。

2018年10⽉のサービス開始から2023年8月の時点で、店頭で売れ残ってしまった「ロスパン」が800トン以上購入されたという。これはパンの原料である小麦で表すと、東京ドーム約35個分の130万m²で収穫された小麦を捨てずに消費したことになるという。

rebakeの会員登録ユーザーで年齢層を設定している人のうち、90%以上が25〜54歳の働き盛りの層という。おそらくビジネスパーソンの利用は多いと思われる。

同サービス運営の思いについて、運営元の合同会社クアッガ 広報担当の中島百音氏は次のように語る。

「ロスパンは価値が低いから売れ残ってしまったパンのように思えるかもしれませんが、我々はそうは考えていません。rebakeで主に扱っているロスパンも、1日の営業を通して偶然『まだ残っている』だけで、職人さんがそのパンにかけた思いや時間、体力は売れたパンと差異はありません。

rebakeの役割の一つは、パン屋さんで売り切れなかったパンを品質を保ったまま、そのパンを食べたいと願う人々に届けることで、その価値を無駄にせず、循環させることです。パン好きの方は美味しいパンを食べることができ、パン屋さんは自分で作ったパンを捨てずに済むことで、ロスパンが本来人々に与えることができた幸せを実際のものとする仕組みづくりをしています」

パン好きなら、フードロス寸前のロスパンを手に入れて、美味しく楽しもう。

フードバンクを支援するのもあり!

フードロス削減のために活動する団体へ寄付・寄贈することも、一つの方法だ。

例えば、フードロスを引き取り、人々へ届けている特定非営利活動法人 セカンドハーベスト・ジャパンでは、個人であっても、お金の寄付や食品の寄贈、ボランティア支援などさまざまな形で協力ができる。

お金の寄付をすると、引き取ったフードロスを必要とする人々のもとへ届けることに貢献できる。

1食あたり約68円で食べ物を提供することができることから、3,000円を寄付すれば、困っている人のために44食を配布することができることになる。

また、自宅で食べきれないで持て余している食品を寄贈するのも手だ。米や麺、インスタント食品、レトルト食品、缶詰、お菓子、飲料など未開封であれば検討の余地がある。宅配便で送る、事務所に直接持ち込むほか、イベントに参加して寄贈することもできる。

ビジネスパーソンのライフスタイルの中には、フードロス削減に貢献できるシーンは数多くある。この機会に、何か一つでも始めてみてはいかがだろうか。

【参考】
HASSO CAFFÈ with PRONTO
rebake
セカンドハーベスト・ジャパン

文/石原亜香利

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