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勤務先でいまだにリモートワークが認められていない人はどれくらいいる?

2024.01.18

「リモートワークが廃止、減ることで不安などを感じる」と回答した人は全体の36.9%

リモートワークが「廃止」「減少」すると回答した人に対して、「不安や困難、不満の有無」について尋ねたところ、「ある(16.1%)」、「ややある(20.8%)」となり、約4割の人が何らかの不安感を抱えていることが明らかになった。(【図4】参照)

不安や困難、不満の内容については、「子育てや介護」と「仕事」との両立がもっとも多く、出勤することで生じる人間関係や仕事環境のストレスも上げられた。

一方で、リモートワークが「廃止」「減少」したことによるメリットについては、出社によるコミュニケーションの取りやすさを回答に上げる人が多い結果となった。また、はたらく上での環境が整っている会社のほうが作業効率は高まることなどもメリットとして上げられている。

全体の6割強が「リモートワークができるはたらき方」を希望

最後に、希望の勤務スタイルについて聞いてみると、「ハイブリッドワーク(リモートワークと出社の組み合わせ)(41.5%)」が最多に。

「自宅などでリモートワーク(在宅勤務・テレワーク)(19.7%)」と合わせると、全体の6割強が、「リモートワークができるはたらき方」を希望していることが明らかになった。(【図5】参照)

■doda編集長 解説

リモートワークを取り入れる企業の数は年々増加傾向にありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、2020年以降、その導入は急激に進みました。しかし、2023年5月の新型コロナウイルス5類移行後、改めてはたらく環境の変化に直面している人も多いようです。

今回の調査では、家事や子育て、介護、通勤、心身の健康への不安といった切実な理由から、リモートワークというはたらき方を希望する人が多くいることがわかりました。リモートワークの廃止や日数の減少は、そうした方々にとって大きな負担となっているようです。

一方で、出社することにメリットを感じる声も見られ、はたらき方・はたらく場所への希望や価値観は多様であることがわかります。

新型コロナウイルスが5類に移行した後も、「doda」に掲載のリモートワーク求人数は増加しており、推奨する勤務スタイルが多様化していると言えます。リモートワーク、出社、ハイブリッドなどさまざまな選択肢がある中で、何が自分の希望に合うはたらき方なのかを考え、選択することが自分らしいキャリア形成に繋がると言えるでしょう。

<調査概要>
対象者:22歳~59歳の男女
雇用形態:正社員
調査手法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
調査期間:2023年8月23日~9月1日
有効回答数:15,000件
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合がある。

出典元:転職サービスdoda「リモートワーク・テレワークの実態調査」

構成/こじへい

 

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