思春期真っ盛りで、多感な時期を過ごすイマドキの高校生たち。彼・彼女らは、どのような恋愛観、結婚観を持っているのだろうか?
ジブラルタ生命保険はこのほど、15歳~18歳の高校生の男女4,500名(男性2,250名 女性2,250名)を対象に、「高校生の意識に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開した。ここでは、本調査結果の中から「恋愛・結婚観」に関する調査結果を抜粋し、紹介する。
「これまでに、恋人がいたことがある」52%
まず、全回答者(4,500名)に、これまでに、恋人がいたことはあるか聞いたところ、「ある」は52.2%、「ない」は47.8%となった。コロナ禍の影響を受けてリアルなコミュニケーションや活動が減少していた時期を考慮すると、交際経験がある人の割合は今後上昇する可能性があるのではないだろうか。
男女別にみると、「ある」と回答した人の割合は、男性51.3%、女性53.1%となった。学年別にみると、「ある」と回答した人の割合は、上の学年ほど高くなり、2年生(52.8%)と3年生(56.8%)では半数を超えた。
現在、恋愛(片想いなど好きな人がいる場合を含む)をしているか聞いたところ、「している」は43.3%、「していない」は56.7%となった。男女別にみると、「している」と回答した人の割合は、男性45.6%、女性41.0%となった。
現在、恋人がいるか聞いたところ、「いる」は18.3%、「いない」は81.7%となった。現在恋愛している人の割合(43.3%)と比べて、現在恋人がいる人の割合(18.3%)は25.0ポイント低くなっており、好きな人や気になる人がいるものの実際に恋愛関係にまで発展しているケースは多くないようだ。
男女別にみると、「いる」と回答した人の割合は、男性20.3%、女性16.3%となった。学年別にみると、「いる」と回答した人の割合は、上の学年ほど高くなり、3年生では22.5%となった。
SNSなどでよく見聞きする“蛙化現象”について質問した。蛙化現象とは、好きな人のささいな言動で好きな気持ちが冷めてしまうことをいう。
これまでに、蛙化現象を経験したことがあるか聞いたところ、「ある」は22.8%、「ない」は77.2%となった。
男女別にみると、「ある」と回答した人の割合は、女性では30.0%と、男性(15.5%)の約2倍になった。男性は、幻滅されないよう、好きな女性に対する言動や振る舞いには気をつけたほうがよいのかもしれない。