実際に利用してみたらお得感満載!
コンセプトにはとても賛同出来るし、アプリも簡単で使いやすいけれど、では実際にどんなものが入っているのかと気になり色々試してみた。どんな商品があるのか紹介しよう。
ウィーンで一番有名なカフェ「カフェザッハー」が入るホテルザッハー。5つ星の高級ホテルにベイクドグッズと、スイーツセットがあり、商品が出るとやはりすぐに売り切れている印象がある。
受け取りに行くと、既に用意されたいた紙袋の中にはホテルの朝食に出てくる小さめサイズのパンが数種類とクラッカーなどが。スイーツセットもいつか試してみたい気になるお店だ。
「ホテルヒルトン」の朝食セットも頼んでみた。こちらは営業時間が終わったレストランが受け取り場所で、行ってアプリを見せたら「ちょっと待って」と言われそれから準備を始めた様子。
少し待っていたら、なんと作りたての温かい卵料理やパンケーキ、ベーコンなどが入ったセットと、パン、ヨーグルトドリンクなどを渡され、フォークまで付いているという驚きの商品!
たまたまかもしれないが、バッフェの余ったものではなく、わざわざ作ったものを貰えることがなんて思ってはいなかったので嬉しい驚きがあった。
世界的チェーン店の「スターバックス」ではどんなものを提供しているのかと思い、こちらも試してみることに。既に袋詰めされたいた商品はヴィーガン商品とシナモンロール、クッキーなどのセット。悪くはなかったが、感動もなく・・・でもまた違うスタバの店舗で機会があったら試してみようと思う。
ウィーンの伝統的カフェ「アイーダ」ではサプライズバックと銘打っている商品が。市内に多くの添付があるチェーン店だが、オペラ座近くの店舗に受け取りに。
お店のかわいい紙パッケージの中にはケーキが3切れ。なんでも好きな人はいいかもしれないが、ちょっと好きじゃないものが入る確率が高そうなドキドキ感がある商品だった。
多くのベーカリーでもたくさんの商品を提供している。国内にチェーン展開する「Ankerbrot(アンカーブロッド)」は小さなサイズと大きなサイズのパンの詰め合わせが用意されている。
小さなサイズでもこのボリューム!いくつかの店舗で試してみたが、どこも数種類のパンが中に入っていて、お得感満載のお気に入りのお店。
量がとても多いので、受け取って帰ってきたらスライスして冷凍庫へ。食べる時は凍ったまま少し湿らせて、オーブンに入れると美味しく頂けるのも嬉しい。
他の国内大手チェーン「Stroeck(シュトゥルック)」グループの1つ「Strock Freierabend(シュトルック フライヤーアーベント)」というお店でも頼んでみましたが、こちらではパン2種類と、フルーツが乗ったケーキが4切れ入っていて、パンだけ、もしくは甘いものだけではなく両方入っていたのが良かった商品だ。
たくさんあるレストランの中から選んでみたのは「Bombay Express(ボンベイエクスプレス)」というインドカレー屋さん。
2種類のカレーとご飯が、パッケージ詰めされていたのだが、私なら3食分はあるボリュームでお得感があった。
お得に美味しい商品が手に入り、そして食品ロスを減らし環境対策にも貢献できる素晴らしいアプリToo Good To Go。
まだまだ他にもお得感たっぷりの商品もあるし、試してみたいお店もあるし、再利用したいお店もあるし、これからもたまに使わせてもらうつもりだ。
文・写真/バレンタ愛
2004年よりウィーン在住。うち3年ほどカナダ・オタワにも住む。長年の海外生活と旅行会社勤務などの経験を活かし、2007年よりフォトライターとしても多数の媒体に執筆、写真提供している。著書に「カフェのドイツ語」「芸術とカフェの街 オーストリア・ウィーンへ」など。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。