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今後需要が高まるセキュリティエンジニアにおすすめの資格4選

2024.01.16

はじめに

 セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃からの防御や情報漏えいの未然防止が主な内容となる職業です。企業や組織のセキュリティを守るため、システムやネットワークの設計や監視、脆弱性の解析など、幅広い業務に従事します。

 セキュリティエンジニアの具体的な業務は、企画・提案、設計、実装、テスト、運用・保守などが含まれます。ネットワークやサーバーのセキュリティ設計や、マルウェアや不正アクセスの検知・対応、セキュリティポリシーの策定などを担当することもあるでしょう。

 セキュリティエンジニアには、ネットワーク、OS、暗号化技術、セキュリティマネジメント、法律などの幅広い知識が求められます。また、最新の攻撃手法や脆弱性について常に情報を収集し、セキュリティ対策を行うことも重要です。

 セキュリティエンジニアを目指す場合、特に資格の取得が有効です。資格取得には、キャリアアップやスキル証明などさまざまなメリットがあります。以下では、セキュリティエンジニアにおすすめの資格をいくつかご紹介します。

資格取得のメリット

 セキュリティエンジニアとしてのキャリアをステップアップするためには、適切な資格取得が重要です。資格取得のメリットには、以下の2つがあります。

■キャリアアップ

 セキュリティエンジニアにおいて、資格取得はキャリアアップへの近道です。特に上位の資格を取得することで、より高度な業務を担当できるようになり、昇進の機会も増えるでしょう。さらに、多くの企業がセキュリティエンジニアの資格を求めており、有資格者であることは転職の際にも強力なアピールポイントとなります。

■スキル証明

 資格取得は自身のスキルを証明する機会です。セキュリティエンジニアの仕事は専門的なものであり、資格を持っていることはその専門性を示す効果的な手段となります。資格を取得することで、他のセキュリティエンジニアや上司、クライアントに対して自信を持って仕事を進められるでしょう。

おすすめの資格一覧

 セキュリティエンジニアを目指す方におすすめの資格を紹介します。

■CompTIA Security+

 CompTIA Security+は、情報セキュリティに関する基礎的な知識とスキルを評価する資格です。セキュリティエンジニアとしてのスキルを証明するために取得できます。この資格は国際的に認定されており、セキュリティエンジニアの転職やキャリアアップに役立ちます。

■情報処理安全確保支援士試験(SC)

 情報処理安全確保支援士試験は、情報セキュリティに関する総合的な知識と技術を評価する資格です。セキュリティエンジニアの中でも高度な知識やスキルを必要とする方におすすめの資格です。この資格を取得することで、セキュリティエンジニアとしての専門性を高めることができます。

■シスコ技術者認定

 シスコ技術者認定は、ネットワークに関する知識とスキルを評価する資格です。セキュリティエンジニアにとってネットワークは重要な要素であり、この資格を取得することでネットワークセキュリティに関する専門知識を身につけることができます。

■CISM

 CISM(Certified Information Security Manager)は、情報セキュリティマネジメントに関する知識とスキルを評価する資格です。セキュリティエンジニアがセキュリティポリシーやリスク管理などの管理職として活躍する場合に求められる資格です。

各資格の難易度と試験内容

 セキュリティエンジニアにおすすめの資格には、幅広いレベルの難易度があります。以下では、主要な資格の難易度と試験内容について紹介します。

■CompTIA Security+

 CompTIA Security+は、セキュリティ初心者に向けたエントリーレベルの資格です。この試験は、セキュリティの基本的な知識やスキルが問われます。ネットワークセキュリティ、暗号化、脆弱性評価、リスク管理などのトピックが含まれています。試験は選択肢形式で行われ、合格点は100点満点中75点以上です。

■情報処理安全確保支援士試験(SC)

 情報処理安全確保支援士試験(SC)は、国家資格であり、日本国内でのセキュリティエンジニアとしての技術・知識の証明となります。この試験では、情報セキュリティマネジメント、法務・法規制、技術的対策など、幅広いテーマが評価されます。合格には、午前試験と午後試験の突破が必須です。

■シスコ技術者認定

 シスコ技術者認定は、ネットワークセキュリティに特化した資格です。CCNA Security、CCNP Security、CCIE Securityの3つのレベルがあり、それぞれの資格には、ネットワークセキュリティの設計、実装、トラブルシューティングなどが含まれています。各試験は、複数の選択問題や実技試験で構成されており、合格点は試験によって異なります。

■CISM

 CISM(Certified Information Security Manager)は、情報セキュリティマネジメントに特化した資格です。この試験では、情報セキュリティの戦略立案、リスク管理、セキュリティインシデントへの対応などが評価されます。試験は4つのドメインに分かれており、合格には、各ドメインでの適切なスコアを取る必要があります。

 各資格の試験内容は、それぞれの資格機関の公式ウェブサイトなどで詳細を確認することができます。資格取得のためには、それぞれの試験に合わせた対策を行い、しっかりと準備することが重要です。

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