小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

2023年11月期の外食市場規模は2756億円、「カラオケ」「お好み焼き・鉄板焼き」「アジアン料理店」がコロナ前を超える

2024.01.12

リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2023年11月度の「外食市場調査」を実施。先日、結果が発表されたので、本稿ではその概要をお伝えする。

概況

・2023年11月の外食市場規模は2756億円(前年同月比 +277億円・東名阪3圏域計)
・2019年比(コロナ禍前比)81.2%で前月の同88.1%から後退
・外食頻度の2019年比が前月から後退し(94.9%→87.8%)、延べ外食回数も減少

今月のポイント

■外食市場規模の 2019 年同月比(コロナ禍前比)は 81.2%で前月(同 88.1%)から後退

2023年11月の外食市場規模は、3圏域合計で2756億円。前年同月比(以下、前年比)は+277億円と24か月連続して前年実績を上回った。

市場規模の2019年同月比(コロナ禍前比、以下19年比)は81.2%で、前月の同88.1%から後退した。外食頻度の19年比が87.8%と、前月の同94.9%を大きく下回ったことで延べ外食回数の19年比が75.9%(前月同82.4%)と悪影響を及ぼした。

外食単価の19年比(107.0%)は前月(同106.9%)並み。

■「カラオケボックス」「お好み焼き、鉄板焼き等」「アジアン料理店」では市場規模がコロナ禍前超え

市場規模の食事主体業態・計は19年比89.8%(前月同94.4%)、飲酒主体業態・計は同66.4%(同75.9%)、軽食主体業態・計は同83.0%(同77.6%)で、軽食主体業態・計のみがコロナ禍前に比べ改善傾向となっている。

主要16業態中では14業態で市場規模が前年を上回り、19年比では「カラオケボックス」(117.2%)、「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」(101.6%)、「アジアン料理店」(101.1%)がコロナ禍前の市場規模を上回った。

3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)

・2023年11月の外食実施率は68.5% (前月比増減 +1.4pt、前年比増減 +4.3pt)
・2023年11月の外食頻度は3.71回/月 (前月比増減 -0.14回、前年比増減 +0.05回)
・2023年11月の外食単価は2743円 (前月比増減 +39円、前年比増減 +92円)
・2023年11月の外食市場規模は2756億円 (前月比増減 -12億円、前年比増減 +277億円)

■圏域別

・外食実施率は、首都圏:68.1%(前年比増減 +5.2pt)、関西圏:69.1%(同 +3.6pt)、東海圏:69.3%(同 +2.5pt)
・外食頻度は、首都圏:3.91回/月(前年比増減 +0.12回)、関西圏:3.51回/月(同 -0.12回)、東海圏:3.30回/月(同 +0.07回)
・外食単価は、首都圏:2842円(前年比増減 +144円)、関西圏:2736円(同 +24円)、東海圏:2316円(同 -15円)
・外食市場規模は、首都圏:1733億円(前年比増減 +251億円)、関西圏:708億円(同 +13億円)、東海圏:316億円(同 +14億円)

■業態別(3圏域計)

・業態別の市場規模は、「和食料理店」(前年比増減 +60億円)、「居酒屋」(同 +38億円)、「中華料理店」「ファミリーレストラン、回転すし等」(同 +34億円)等16業態中14業態で前年を上回った。
・「和食料理店」(延べ回数 +55万回、単価 +378円)、「居酒屋」(延べ回数 +84万回、単価 +52円)、「中華料理店」(延べ回数 +63万回、単価 +258円)、「ファミリーレストラン、回転すし等」(延べ回数+175 万回、単価+43 円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。

調査概要(本調査)
・調査目的/対象月間の夕方意向の外食・中食内容を知るために実施。
・調査時期/2023年12月1日(金)~12月11日(月)
・配信数/1万2735件
・回収数/9934件(回収率78.0%)
・有効回答数/9835件
・調査機関/(株)アール・ピー・アイ

関連情報
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240110_gourmet_01.pdf

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。