2023年11月26日(日)に全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム」、通称「ゼログラ」の第2回大会が開催された。小学校からプログラミング教育が導入され、注目浴びているプログラミング学習。そこで日々学んでいる成果を発揮しようと、全国から小学生プログラマーたちが集結。日本のテクノロジーやエンジニアリングの未来を担う、プログラマー候補生たちが熱い戦いを見せた。
【「ゼログラ」とは?】
「ゼロワングランドスラム」(通称ゼログラ)とは、プログラミングを学ぶ小学生たちが、野球やサッカーなどのスポーツをする子どもたちと同じように、知識やスキルを競って日本一を目指せる、全国規模のプログラミング競技大会。全国から1000名の小学生プログラマーがエントリーし、オンラインの予選&1回戦を勝ち抜いた選手たちが3人1組のチームを組み、東西のブロックに分かれて行われた2回戦に出場。その上位2チームずつ、合計4チームが決勝大会へと駒を進めた。
11月26日(日)に池袋・サンシャインシティで行われた大会には、大勢の観客がつめかけ、周囲を歩く通行人も足を止めて小学生プログラマーたちの熱戦を見守った。ステージには司会進行のテレビ東京アナウンサー・藤井由依さん、実況のフリーアナウンサー・坂口大輝さん、大会アンバサダーのYouTuber・ミラクルぐっちさんが登場。大会の盛り上げに一役買った。
プログラミングで自律するロボットが複雑な動きを披露!
最初に行われたのは「ロボット競技」。プログラムで自律移動するロボットでフィールドに配置されたサイコロを得点エリアへ落とし、合計得点を各チームで争うというもの。
各チームはプログラミングでロボットを動かし、それぞれが高得点を獲得。その中でも最高得点を挙げたのが、西日本:九州・沖縄ブロック代表のDチーム。白と赤のサイコロのほとんどを高得点エリアに落とし、黒いサイコロの一部をフィールドに残したままにするという見事な動きを見せた。