事業者(雇用側)向け調査
タイミーを通して良い人材と出会えたら、そのまま長期採用をしたいと回答した事業者は、全体の9割以上にものぼった。
一方で、実際に働き手に対して長期採用を打診したことがある事業者は全体の4割程度にとどまった。
長期採用を打診した対象となる働き手の特徴としては、「素直さや真面目さなどの人柄において優れていると感じている人」が79.8%で、「コミュニケーション能力やチームワークといった、仕事を進める上での特性が優れている人(58.5%)」「仕事を進めるに当たってのスキルや地力をすでに有しており、即戦力になりうると感じた人(51.8%)」をおさえて一番多い結果となった。
これは、面接や履歴書では捉えきれない採用候補者の人柄を、タイミーでの勤務によって確認した上で、従来とは異なる方法で採用できていることの表れだと思われる。
働き手に対して長期採用を打診したことがある事業者に対して、実際に長期採用に成功したかを質問したところ、半数以上の事業者が成功したと回答した。
タイミーを通じた働き手の長期採用に成功した人数は、「1〜3人」が多くなった。少数ではあるものの、30人以上、50人以上の大規模採用に成功している事業者がいることも判明した。
長期採用する際の形態はパート・アルバイトが93.5%で最も多かった。一方、正社員(8.7%)や契約社員(4.9%)といった形態での採用もあることも判明した。
次のグラフは、採用者全体の内、採用後半年以上勤続した人の割合を、「タイミー」「タイミー以外の採用方法」それぞれの採用経路に分けて質問、比較したものだ。(採用後半年以上勤続した人の割合が)9%以下だったと回答した事業者の数は「タイミー以外の採用方法」よりも「タイミー」が上回ったものの、90%以上だったと回答した事業者の割合も、「タイミー」が「それ以外の採用経路」を上回った。
タイミーを経由する長期採用の特徴としては「短期集中でシフトに入りたい人、あまりたくさんシフトに入れない人など、通常の採用に不向きな人が多い。(飲食サービス業)」と回答する事業者がいた。その一方で、「双方の経験をもとに採用を決定できるので、(タイミーは)他求人より失敗が少ない。(飲食サービス業)」のように、ミスマッチの少ない採用をタイミーで実現できているとの意見も多数集まった。
<調査概要>
●働き手向け調査
調査名 :「タイミーでの勤務をきっかけとした長期就業」に関するアンケート
調査期間 :2023年11月22日(水)〜11月29日(水)
調査対象 :「タイミー」の働き手 2,381名
エリア :47都道府県
調査方法 :インターネット
●事業者(雇用側)向け調査
調査名 :タイミーの利用に関するアンケート
調査期間 :2023年11月22日(水)〜11月30日(木)
調査対象 :「タイミー」導入事業者 1,091社
エリア :47都道府県
調査方法 :インターネット
出典元:タイミーラボ
構成/こじへい