タイミーでの勤務によって、面接だけでは分からない人間関係や同僚の人柄を知ることができる
タイミーでの勤務によって、面接だけでは分からない人間関係や同僚の人柄を知ることができ、その職場で長期で働くことの決め手になったものと思われる。
タイミーでの勤務経験を通じた長期就業の前後の業種の移り変わりは、下記の表のようになった。「軽作業」「配達・運転」「販売」「飲食」「ホテル」「接客」の業界においては、同業種から同業種へ移り変わる人が多いことが見て取れる(赤枠囲み部分)。
また、介護職や保育職を含む専門職であった働き手が、軽作業や飲食業などの他業界へ移る事例や、反対に、他業種から専門職に移る事例も存在することがわかった(青枠囲み部分)。
下記、タイミーでの勤務をきっかけとした長期就業を経験したことがある働き手からのコメントを紹介する。
・人が足りない時に時々呼ばれて就業しています。自分の専門分野とは全然違って気分転換になるし自分の場所が増えた感じがあってとてもよいです。(40代:「専門職(介護、保育以外)」から「飲食」へ)
・ お仕事の適正とか関係無く、応募しても面接の前に年齢で弾かれていましたが、「タイミー」を使って何回かお仕事したら、お声をかけて頂きました。年齢もギリギリでしたが、直接雇用をして頂きました。(60代:「軽作業」から「飲食」へ)
・お客様の人柄も、店長さんの人柄もとても良く、その当時就業していたアルバイトより魅力を感じ、長期で雇っていただきました。(20代:「飲食」から「飲食」へ)
・タイミーで働かせてもらったおかげで現場の雰囲気や仕事内容がよく分かり、不安なく決断できました。(40代:「飲食」から「飲食」へ)
反対に、タイミーでの勤務をきっかけとした長期就業を望まない働き手にその理由を聞いたところ、「タイミーとは別に本業があるから」が62.7%で一位という結果に。タイミーの働き手の多くが、副業用途の会社員であることに起因していると思われる。
その次に「タイミーの即金性に魅力を感じているから(40.0%)」「シフトの提出などで時間的に制約されたくないから(33.9%)」が続き、タイミーの機能面に利便性を感じている結果、長期就業を望まない働き手の方が多い実態が判明した。
その他タイミーでの勤務をきっかけとした長期就業を望まない理由としては、「就職活動中の為(40代)」、「夫の仕事の都合で二拠点生活をしており、固定の仕事につけないため(40代)」、「家庭の事情で長期就業はできない(50代)」といったコメントが集まった。