編集部が見つけた!食料危機回避につながる最新の取り組み
NTTグループがスマート農業を支援
NTTグループでは、日本の農業で生じる様々な課題をICT(情報通信技術)を活用してサポート。写真は千葉県長柄町で行なわれた一例で、農家の人手不足を補うため、ドローンによる農薬の散布を行なった。
イチゴ農家と企業がM&A
イチゴ農家を束ねるGRA社と化学薬品メーカーがM&A。イチゴの大規模栽培技術を海外に拡大するため、様々な国で実証実験をスタート。食糧危機が叫ばれる今、こうした農家と企業の連携がさらに進むだろう。
国産牛も培養肉化!
Hyperion FoodTech社は、再生医療で培われたバイオテクノロジー技術を応用して、国産牛の受精胚に由来する多能性幹細胞の樹立および、維持に成功。研究が進めば、国産牛を安価で食べられる時代になる!?
ゲノム編集食品が急増の予感
サナテックシード社は、ゲノム編集技術「クリスパー」を活用したトマト『シシリアンルージュハイギャバ』を世界で初めて販売。2023年7月には2例目を届け出提出。今後、ゲノム編集食品が当前のように店頭に並びそうだ。
〝旨い! 代替肉〟が次々に誕生
肉とは言い難いものが多かった代替肉。が、技術の向上により〝ほぼお肉〟の味を再現できるように。写真は大豆ミートを使わず、雑穀たかきびを加工したもの。今後、様々なプラントベースの〝旨い! 代替肉〟が誕生しそうだ。
JAが有機野菜生産を推進!!
多くのJAは、有機農業に対してどちらかといえば消極的だった。が、SDGsの観点などからJAやさと、JA常陸、JA東とくしま、JAぎふなどが方針転換。これを受けて2024年、有機野菜生産を推進するJAがさらに急増しそうだ。
取材・文/嶺月香里
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