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ロゴマークに隠された効果とは?安定的な成長を続けるNIKEのブランド戦略

2024.01.10

米国企業深掘りシリーズ「ナイキ(NIKE)」

ナイキ(Nike)は、誰もが知る世界的に有名なスポーツブランドであり、そのブランドイメージは、今日のグローバルファッションとスポーツカルチャーのアイコン的な存在となっています。

そこで今回の米国企業深掘りシリーズ「ナイキ」では、ブランド戦略のなかで特に注目すべきポイントと直近の株価動向などを解説していきます。

ナイキ誕生の背景

アメリカのオレゴン州で1968年に創立された、世界的に有名なスポーツブランドである「ナイキ」。

当初、この会社は「ブルーリボンスポーツ」として知られ、スタンフォード大学の学生であったフィル・ナイトと、オレゴン大学の陸上部コーチであったビル・バウワーマンによって設立されました。

ナイキは設立以前から、日本のスポーツシューズメーカーであるオニツカタイガーと協力してスポーツシューズを開発しており、初期にはオニツカタイガーのランニングシューズを輸入し、アメリカ国内で販売していました。しかし、さらなる収益向上を目指して、ナイキはオニツカタイガーとの取引を終了しました。この際には、オニツカタイガーの技術者を引き抜き、日本のアサヒコーポレーションでトレーニングシューズの生産を開始し、技術革新を進めました。

またナイキは、ファッションとスポーツの融合においても他のブランドと一線を画しており、その製品はスポーツのみならず、カジュアルな日常のファッションアイテムとしても広く受け入れられています。

さらに、ナイキは地域ごとの異なるニーズに対応していることも特徴です。

アスリートとの協力や先進的なテクノロジーの導入により、常に進化を続け、高品質なスポーツ体験を提供しています。

たとえばNBAの選手であったマイケル・ジョーダンの名前にちなんで付けられたエアジョーダンは現在も大人気のスニーカーシリーズです。

このように、ナイキはその歴史、製品の多様性、地域展開において、単なるスポーツ用品メーカーを超えた存在となっています。

ナイキのロゴマーク

ナイキのロゴマーク、「スウッシュ」は、その存在感から多くのファンに愛されています。

このマークは1971年に商標登録され、商品においてブランド名称を控えめにする「デ・ブランディング」の戦略を象徴しています。これにより、ユーザーは商品により親近感を抱き、先進的で斬新なイメージを感じることができます。

デ・ブランディングの効果は以下の通りです。

・ブランド名称のアピールを抑え、ユーザーに親近感を与える。
・各ユーザーに先進的で斬新なイメージを植え付ける。

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