新型コロナウイルス感染症が第5類に移行する中、BIGLOBEでは全国の20代から50代の男女1000人を対象に「コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
約6割がコロナ禍で人とのつながりが「減った」
全国の20代から50代の男女1,000人に「コロナ禍で人とのつながりが減ったと思うか」と質問したところ、「減ったと思う」(19.9%)、「やや減ったと思う」(37.8%)を合わせて約6割が「減った」と回答した。
■働く20代の約5割が「会社以外の人とつながりがない」
続いて人とのつながりについて複数の質問をした。まず友だちの有無については、「友だちがいない」と回答した人は「あてはまる」(17.9%)、「ややあてはまる」(25.7%)と43.6%にのぼった。
会社以外の人とのつながりの有無について「会社以外の人とのつながりがまったくない」と回答した人は、「あてはまる」(13.8%)、「ややあてはまる」(24%)を合わせ約4割に達した。
男性(40.5%)の方が、女性(34.2%)よりも多かった。年代別では、20代(48.2%)が他の世代に比べ、会社以外の人とのつながりがないという人が多いことが明らかとなった。
さらに、コロナ禍を経て「お一人様で行動するのが好き(お一人様でも気にならない)」という人は、「あてはまる」(37.1%)、「ややあてはまる」(35%)を合わせ7割強となった。
年代別では50代(77.6%)、20代(66%)と年代が高い層ほど「お一人様で行動するのが好き(お一人様でも気にならない)」という結果が得られた。
人とのつながり増やしたい20代は約5割だが、人付き合いは「面倒」も6割超
これから、人とのつながりを「増やしたい」と回答した人は、「あてはまる」(9.2%)、「ややあてはまる」(27.9%)をあわせ37.1%に。年代別では、20代は「あてはまる」(11.2%)、「ややあてはまる」(37.2%)をあわせ48.4%と約半数が人とのつながりを「増やしたい」と回答しており、他の世代を上回る結果となった。
一方、人付き合いは「面倒」と回答した人は、「あてはまる」(27.3%)、「ややあてはまる」(39.4%)をあわせ66.7%に。男性(64.2%)より、女性(69.2%)の方が面倒だと感じている割合が高かった。
年代別では20代(64.4%)、30代(64%)に比べ、40代(68.8%)、50代(69.6%)の方が高い。
調査概要
調査名/コロナ禍を経て、人とのつながりに関する意識調査
調査対象/全国の20代から50代の男女1000人
調査方法/インターネット調査
調査期間/2023年11月16日~11月17日
関連情報
https://www.biglobe.co.jp/pressroom
構成/清水眞希