フェムゾーンは何で洗っている?「フェムゾーン用ではないボディソープ」が全体の74%、「フェムゾーン用のボディソープ」は10%にとどまる
全回答者(1,000名)に、フェムゾーンを洗うときに、どのようなものを使用しているか聞いたところ、「泡タイプのボディソープ(フェムゾーン用ソープは除く)」が37.3%、「リキッドタイプのボディソープ(フェムゾーン用ソープは除く)」が27.0%、「固形石鹸タイプのボディソープ(フェムゾーン用ソープは除く)」が14.9%、「フェムゾーン用・泡タイプのボディソープ」が3.6%、「フェムゾーン用・リキッドタイプのボディソープ」が5.0%、「フェムゾーン用・固形石鹸タイプのボディソープ」が1.9%となり、『フェムゾーン用ではないもの』は74.3%、『フェムゾーン用のもの』は9.8%となった。
大多数の人は、フェムゾーン用のものではなく、普段身体を洗うときに使用しているボディソープをそのままフェムゾーンを洗うときにも使用しているようだ。
また、「お湯のみ」は18.0%となった。一般的なボディソープはアルカリ性寄りのことが多く、そのようなボディソープで洗うと、フェムゾーンの自浄作用が落ちてしまう。それを防ぐためには、pHの値がフェムゾーン用に調整されたボディソープを使用することがおすすめだ。
年代別にみると、『フェムゾーン用のもの』と回答した人の割合は、20代(18.6%)が最も高くなり、30代と40代(いずれも10.8%)が続いた。
実際にフェムゾーンケアをしている人(158名)についてみると、『フェムゾーン用ではないもの』は63.3%、『フェムゾーン用のもの』は38.0%となった。フェムゾーンケアをしている人の約3人に2人が、フェムゾーン用に調整されていないケア用品を使用しているようだ。
全回答者(1,000名)に、弱酸性のボディソープでもフェムゾーンには刺激が強過ぎるものがあることを知っているか聞いたところ、「知っている」は35.2%、「知らない」は64.8%となった。
年代別にみると、「知っている」と回答した人の割合は、20代(43.7%)が最も高くなり、10代(39.2%)、30代(37.1%)が続いた。
フェムゾーンケアの実践状況別にみると、「知っている」と回答した人の割合は、フェムゾーンケアをしている人では72.2%と、フェムゾーンケアをしていない人(28.3%)と比べて43.9ポイント高くなった。
フェムゾーンケアにかけている金額は平均1,925円/月
実際にフェムゾーンケアをしている人(158名)に、ひと月あたりに、フェムゾーンケアにどのくらいお金をかけているか聞いたところ、「1,000円~1,500円未満」(28.5%)に最も多くの回答が集まり、平均は1,925円となった。
また、今後、ひと月あたりに、フェムゾーンケアにどのくらいお金をかけたいか聞いたところ、「1,000円~1,500円未満」(31.6%)に最も多くの回答が集まったほか、「2,000円~3,000円未満」(15.2%)にも回答が集まり、平均は2,137円となった。