結婚するということは、ともに経済生活を営むということ。これまで自由気ままに使えていた自分の収入を「夫婦の資産」としてプールした上で、それぞれお小遣いとして再分配するケースが多いが、実際のところ、世の夫婦はどのように家計管理をしているのだろうか?
スマートバンクはこのほど、20代~60代の既婚の男女924名を対象に「世代別の夫婦の家計管理」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
家計簿づけの実態
1. 若い世代ほど、家計簿をつけている夫婦が多い傾向
家計簿をつけているかを尋ねたところ、「よく行っている」が30.1%、「しばしば行っている」が14.6%、「たまに行っている」が9.5%、となり、合わせて54.2%が家計簿をつけていると回答した。
世代別にみると、20代では73.9%、30代では65.5%が家計簿をつけていると回答し、過半数が家計簿をつけていることがわかった。一方、40代では46.7%、50代では39.4%、60代以上では37.6%が家計簿をつけていると回答し、40代以上で家計簿をつけている割合は半数未満となり、若い世代のほうが家計簿をつけている夫婦が多いことがわかった。
2. 若い世代ほど、家計簿にデジタルを活用
家計簿作成の方法を尋ねたところ、20代~30代は57.7%が「アプリで家計簿をつけている」と回答した。一方、40代以上では20.2%となり、20代~30代のほうが37.5ポイント高く、若い世代ほどデジタルで家計簿をつけていることがわかった。