企業の経営を担うエグゼクティブたちは、自身の強みは何だと考えているのだろうか。一方、弱みは何で、その弱みを改善・カバーするためにどんな取り組みをしているのだろうか?
経営者JPはこのほど、エグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数 109名)を対象に、「自分の強み・弱み」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
多くのエグゼクティブが“構想力”を自身の強みと回答
「ビジネス上で特に自身の強みだと感じている部分」について聞くと「事業や組織のビジョンを示す(構想力)」と「社内外含め、信頼関係の構築と維持(リーダーシップ力)」が32.1%と最も多く、「多様な利害や意見の中での全体最適判断(決断力)」が2番目で31.2%、「市場の動向や事業に関連する情報収集(構想力)」が3番目で29.4%という結果になった。
事業や組織のビジョンを示したり、市場の動向や事業に関する情報収集をしたりする“構想力”が多く上位にランクインしており、多くのエグゼクティブは“構想力”を自身の強みだと考えていることがわかった。
また、信頼関係の構築と維持などの“リーダーシップ”や多様な利害や意見の中での全体最適判断などの“決断力”も多くのエグゼクティブにとって強みと考えられており、逆に“学習力”や“実行力”はあまり強みとは考えられていないようだ。