今やリユース品を取引するプラットフォームとして、すっかり一般的になったフリマアプリ。その利用者は、主にどんなアイテムを取引しているのだろうか?
メルカリはこのほど、18歳~57歳の男女600人を対象に「リユース人気カテゴリーにおける消費動向調査」を実施し、その結果を発表した。
フリマサービス利用者の6割以上が、「推し活(エンタメ・ホビー)」「ファッション」「家電」カテゴリーの取引経験あり
まず、各カテゴリーについてフリマサービスで取引したことがあるかを尋ねると、「推し活(エンタメ・ホビー)」においては約5割(50.9%)が、「ファッション」においては約3割(33.5%)が、「家電」においては約4割(40.6%)が、取引を行ったことがあると回答。
一方、過去フリマサービスを利用したことがある層のみに絞って同じ質問をしたところ、「推し活(エンタメ・ホビー)」においては約7割(67.1%)が、「ファッション」においては約6割(62.6%)が、「家電」においては約8割(76.5%)が、取引を行ったことがあると回答した。それぞれ、約1.3倍、約1.8倍、約1.8倍と、フリマサービス利用者にとって、この3カテゴリーはフリマサービス利用の主要な利用例となっていることがわかった。
推し活は2人に1人、ファッション・家電は3人に1人が、「フリマサービスで売れることで、買い替え・購入がしやすくなった」と回答
さらに、「フリマサービスで売れることで、買い替え・購入をしやすくなったと感じるか」については、「推し活(エンタメ・ホビー)」で半数以上(55.2%)、「ファッション」で3割以上(34.5%)、「家電」でも3割以上(32.5%)と、各カテゴリーで、フリマサービスが一定の層の買い替え・購入意欲を促進していることがわかった。
また、実際にフリマサービスで売却したことがある人の5~6割は、それぞれのカテゴリーにおいて買い替え・購入頻度が増加したと回答。意欲だけでなく、消費行動の促進に結びついているという結果になった。