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7割以上の企業で課長クラスの人材が不足、幹部の人材不足も10年前から加速

2024.01.10

経営層・幹部層に特化した人材コンサルティングを提供する経営者JPは、同社が行なった独自調査「経営人材ニーズに関する実態調査2024」の結果を発表した。

経営人材ニーズに関する調査は2011年、2014年の実施に続き今回が3回目となる。

階層別経営人材・幹部人材の充足度

人材不足が深刻化し、72.9%の企業が課長クラスについて「不足している」と回答。部長クラスが67.7%、執行役員クラスが58.1%、取締役クラスが54.8%という結果になった。

2014年の調査結果と比べると、各層で人材が不足している割合が15~20%ほど増え、企業の幹部人材不足が加速していることが明らかになった。

不足に対する対処として階層別に違いが表れた。取締役クラスと部長クラス、課長クラスは「外部からの採用を検討もしくは実施」することで対応する企業が多い一方で、執行役員クラスに関しては「内部での育成と昇格を検討もしくは実施」する企業が多い回答となった。

■現在の経営人材・幹部人材に対する課題・不満

65.2%の企業が「経営レベルに人材の質が追いつかない」と回答。続いて「次世代の経営を担う人材が育っていない」が58.7%、「リーダーシップ不足」が38.1%、「女性役員登用ができていない」が34.8%、「経営スピードに人材数が追いつかない」が29.7%という結果になった。

■経営人材・幹部人材の外部採用について

86.5%の企業が経営人材・幹部人材を外部採用した実績があり、その中で56.8%は「現在も外部採用をしている」と回答。外部採用の実績がある企業に対して、採用した経営人材・幹部人材は期待通りの成果を上げていたか伺うと、「期待値通りもしくはそれ以上の成果」と回答した企業が60.4%だった。

■経営人材・幹部人材の外部採用に対する課題

55.2%の企業が「人材の見極めが難しい」と回答。続いて「求める人材がいない」が47.0%、「ミスマッチで期待どおりの活躍が見込めない」が27.6%、「採用に割くリソースがない」と「選考途中や内定後に辞退されることが多い」が14.2%という結果になった。

■2030年に日本の最前線で活躍している経営者ランキング

1位に柳井 正氏(株式会社 ファーストリテイリング)、2位に孫 正義氏(ソフトバンクグループ株式会社)、3位に佐藤 恒治氏(トヨタ自動車株式会社)がランクインした。

1位の柳井氏は前回の調査で3位。投票理由として「グローバルでの実績が秀でているから」「戦略を明確にし、企業を成長させているから」などの声が寄せられた。

調査概要

関連情報
https://www.keieisha.jp/

構成/清水眞希

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