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11月には大統領選も!2024年の米国株を見通す上で注視すべきポイント

2024.01.05

2024年の米国株を読み解く上で、重視すべきポイントは何だろうか?

三井住友DSアセットマネジメントはこのほど、同社チーフマーケットストラテジストの市川雅浩氏がその時々の市場動向を解説する「市川レポート」の最新版として、「2024年の米国株見通し」と題したマーケットレポートを公開した。レポートの詳細は以下の通り。

2024年の米国株は米経済がソフトランディングに至るなか緩やかに水準を切り上げる展開を予想

2024年の米国株を展望するにあたり、はじめに米国経済の見通しを確認する。三井住友DSアセットマネジメントは米国経済について、利上げの累積効果がこの先一段と顕在化し、緩やかな減速が続くとみている。ただ、2024年は5月以降、おおよそ四半期毎に25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが3回行われ、景気は軟着陸(ソフトランディング)に至ると予想している。

このようなマクロ環境のもと、三井住友DSアセットマネジメントは米国株が緩やかに水準を切り上げる展開を見込んでおり、2024年12月末の着地水準は、S&P500種株価指数が5,000ポイント、ダウ工業株30種平均は39,000ドル、ナスダック総合株価指数は15,650ポイントを想定している。S&P500指数は、2024年の12カ月先予想1株あたり利益(EPS)を248~260ドル程度とみており、株価収益率(PER)19倍近辺で約5,000ポイントとなる。

市場で通信サービスや情報技術などの高い利益の伸びが見込まれ世界の半導体市場も回復へ

次に、市場が予想するS&P500指数のEPSの伸び率をみると(図表1)、業種別では、通信サービス、情報技術などが高い伸びとなっている。参考までに、通信サービスには、グーグルの持ち株会社アルファベット、メタ、ネットフリックスなどが含まれ、情報技術にはアップル、マイクロソフト、エヌビディアなどが含まれる。また、アマゾン、テスラなどは一般消費財に含まれる。

なお、主要な半導体メーカーで構成する世界半導体統計(WSTS)は11月28日、2024年の世界の半導体市場規模が前年比13.1%増の5,884億ドルと、2023年(同9.4%減の5,201億ドル)から大きく回復し、過去最高だった2022年の5,741億ドルを2年ぶりに更新するとの見方が示された(図表2)。生成AI(人工知能)向けの演算用半導体などが需要をけん引する見通しで、市場の回復は関連企業にとって強い追い風になると思われる。

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