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Z世代のNISA認知度は4割、預貯金以外に資産運用を行なっている人は2割

2024.01.06PR

投資未経験者の回答で「資産運用を始めようと思う」は2割に留まる

最後に、資産運用を「行っていない」と回答した2399人に「新しいNISA制度の開始をきっかけに今後、資産運用を始めてみようと思いますか」と聞いた。

その結果、最も多かった回答は「わからない」(52%)。次は「始めようとは思わない」(28%)で、「始めようと思う」との回答は20%に留まった。

■山口 貴大氏(ライオン兄さん)の解説

NISA制度の認知に関するアンケートで「知らない」との回答が過半数の60%となりました。また新しいNISA制度をキッカケに資産運用を始めたいと答えた人が20%という結果でした。この事からNISA制度の認知や資産運用への関心がまだまだ低く、今後の課題と感じました。

一方で運用している人へのアンケートでは、新しいNISA制度のつみたて投資枠と成長投資枠を併用してインデックスファンドだけでなく、個別株にも投資したいと答えた方が約5割、また「併用する」との回答の合計が63%に上りました。一つの投資手法だけではなく、様々な手法に挑戦しようとする前向きな方が多いことがわかりました。

今後、非課税枠を利用して運用する人達と、全く運用しない人達に二分化されていくと考えられますが、私達のような発信者やメディア関係者は資産運用の重要性について根気強く発信していくと共に、今まで興味がなかった人達の注目を集める試み(イベント開催など)を行うことも良いのではないかと思いました。

調査概要
調査期間/2023年11月24~25日  
調査手法/インターネット調査   
調査地域/全国 
調査対象/18歳~25歳、男女
サンプル数/3000人
調査会社/アイブリッジ株式会社

関連情報
https://financial-free-college.jp/

構成/清水眞希

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