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みそきん、駄菓子コラボ、カップ麺マンガ、韓国語パッケージ、即席麺のスペシャリストが総括する2023年のインスタント麺トレンド

2023.12.29

■連載/大山即席斎の“三ツ星”インスタント麺

2023年もいろいろありました。

WBC・プロ野球・バスケ・ラグビーなど盛り上がるスポーツイベントもあったけど、個人的には夏の暑さ。この夏は猛暑が続き、10月まで暑かったかと思うと秋をすっ飛ばしていきなり冬みたいになるという極端さ。

そのせいで当方も夏は暑さにバテてインスタント麺が思うように食べられず、秋になったらガンガン食うぞー、と考えてたのにいきなり冬っぽくなったので食べるペースは回復せず。

まあ年金をもらう歳になったので無理はせずにいきましょう。

日清みそきん発売

2023年に大きな話題となったのが日清食品の「HIKAKIN PREMIUM みそきん濃厚味噌ラーメン」。

トップユーチューバーであるHIKAKINが作ったということもあり、発売前から大いに話題を集めた。私なども複数のメディアから記事やコメントを求められたほど。

5月9日の初回販売は即売り切れて、転売ヤーが高価格で販売する行為が問題となった。

再発売を希望する声におされて8月10日に再発売となったが、このときも即売り切れた。

まあ初回販売のときは仕方がないとしても、転売が問題となったために再発売したのだから少し多めに作って、1週間くらいかけて売り切れるくらいにしなきゃダメなのではなかろうか。

みそきんは縦型カップで300円超えという価格の高さで、なおかつ具も簡素であったことを考えると「作れば作るほど赤字」な商品ではない。

自分は幸いにも記事を求められた出版社から提供されたみそきんを試食することができたが、内容もごく普通の味噌ラーメンだったので、希少な原材料が手に入らないから大量に作れないということもない。

初回販売から期間もあいているので、短期間で製造が追いつかなかったというわけでもない。

ということは「また即日売り切れた」とニュースになる宣伝効果を欲っしたのか!?

結局再発売でも高価格転売が続出することになってしまった。これなら再発売をしないほうがよかったともいえる。

日清食品はどうしてみそきんを再発売するに至ったのか?その理由をもう一度考えてほしいなぁ。

どん兵衛袋麺・UFO袋麺

■どん兵衛袋麺(もつちり太うどん・なめらか太そば)

これは以前から「出ないかな〜」と待っていました!!

どん兵衛きつねうどんやマルちゃん赤いきつねの麺は、長年の慣れもあって「うどん」と認識しているが、実際には「きしめん」に近いヒラヒラした麺だ。

なので生タイプ麺を使用した「ごんぶと」が登場したときはその麺には感動したのだが、生タイプ麺ブームの収束とともに消えてしまった。だから本格うどん麺の登場を待望していたのだ。

さらに別売りの「ふっくらおあげ」「サクサク天ぷら」も出た。自分は天ぷら派なのでうどんに天ぷらをのせていただいた。

■UFO袋麺

お笑い等で時々語られるネタに「カップ焼そばの麺は焼いてないじゃないか!!」というのがある。

メーカーもそのことを意識していたようで、エースコックは過去に”焼いたような香ばしさのある麺”のカップ焼そばを出していたし、まるか食品はペヤング専用ホットプレート「ペヤングメーカー」というのを出し、実際に焼いて食べることを支援した。

今回日清が出したUFO袋麺もその回答のひとつである。

日清の袋麺焼そばにはすでに「日清焼そば」という定番が存在するが、サラリとしたソースの日清焼そばと違いUFOのソースは濃厚でほの甘さもある。

麺も細めでちぢれた日清焼そばに対してUFOはガッシリ太麺。このように性格がまるで違うからUFO好きには歓迎されるはずだ。

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