住環境へのこだわりと理想と現実
(3)住環境へのこだわり(男性編/女性編)
男性:第1位「間取り(52.0%)」第2位「居住空間の広さ(46.3%)」第3位「駅近(43.7%)」
女性:第1位「間取り(72.0%)」第2位「駅近(64.7%)」第3位「陽当たり(63.0%)」
普段住まいを探す際のこだわりについて、男性は「間取り(52.0%)」「居住空間の広さ(46.3%)」「駅近(43.7%)」である一方、女性は「間取り(72.0%)」「駅近(64.7%)」「陽当たり(63.0%)」となった。
男女でポイント数に差はあるものの、「間取り」と「駅近」についてはともに重要視されている。
(4)40代男性ほど週末はアウトドア派。海や山での趣味を楽しんでいることが判明
休日の過ごし方は、総合的に「ショッピング」が最も多かったものの、男女年代別に見てみると40代男性はハイキング、登山、マリンスポーツなどアウトドアを楽しんでいる人が多いことがわかった(45.0%)。
その他にも、50代男性は読書・映画鑑賞などのインドア派(50.0%)となり、男性は休日の趣味を楽しめる環境が周辺にあることを求めており、女性はどの年代でもショッピングを重視している。
近距離移住への興味関心
(5)都心を避けオンオフが充実した生活ができる「近距離移住」希望派は半数以上
オンオフが充実した生活を実現するための「近距離移住」という考え方について、実現したいと考えている人は51.0%と半数以上にのぼることが判明した。
特に30代男性(65.0%)と40代男性(63.0%)はその傾向が強く、仕事をプライベートな居住空間から区別することでオンオフの切り替えを促す「近距離移住」に興味を示していることが考えられる。
※近距離移住とは都心を避けて郊外に住居をもつことで、週末は自然と触れ合い、平日は都心で働くというオンオフが区別された生活ができる生活様式を表している。
(6)「近距離移住」するなら都心から「電車で1時間以内」の場所が人気
「近距離移住」をする場合の都心からの移動時間について、「電車で1時間以内」を理想とする声が最も多く (47.8%)、なるべく都心へのアクセスが良い立地が求められている傾向に。その中でも、関東近郊で近距離移住として人気のエリアは「湘南エリア(34.2%)」となった。
調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査会社/株式会社ネオマーケティング
調査実施期間/2023年11月24日(金)~2023年11月26日(日)
対象地域/東京都
対象者/世帯年収1100万円以上の既婚者600名(30~50代男女 各年代100名)
関連情報
https://www.list.co.jp/list-r/tt-shonan-tsujido/
構成/清水眞希